八王子(横山)~駒木野~小仏~小仏峠~小原。その5。(「甲州街道」をゆく。第3日目。)
まだしばらくは舗装道路が続きます。 左手に「寶珠寺」。門前に「カゴノキ」の碑があります。どれが「カゴノキ」なのか? 道標。 (12:06)曲がりくねった車道を進みながら、次第に高度を上げていきます。峠付近はまだしも、これが江戸時代の旧道だとは思えませんが。 まもなく駐車場。そこで、昼食・小休止。しばらく林道を歩き、その先は、本格的な山道になります。...
View Article八王子(横山)~駒木野~小仏~小仏峠~小原。その6。(「甲州街道」をゆく。第3日目。)
(13:35)しばらく下ると、高圧電線の鉄塔のところに出てきます。 脇をすり抜けるようにして、斜面をジグザグに下っていきます。健脚ならトントン飛ぶように下りていけますが、けっこう膝にきました。それでも足下は枯れ草があって少しは、楽。 そのまま下って行くと、舗装道路に出ます。 (13:55)指導標と案内板。←小仏峠1.8㎞ 「底沢」とありますが、バス停はもっと下の方に。...
View Article八王子(横山)~駒木野~小仏~小仏峠~小原。その7。(「甲州街道」をゆく。第3日目。)
いよいよ「小原宿」入り。「小原の郷」という観光施設が右手に。 小原宿 甲州街道の9番目の宿場町(注:「甲州街道37宿」とした場合)であり、現在の相模原市緑区小原の一部に相当する。江戸より16里。 東西に2町半(約270m)と小さかったが、難所である小仏峠の甲府側に位置するため、重要な宿場であった。...
View Article久々の向島百花園。自然体で。(じじばばがゆく。散策編。)
4月18日(火)。雨のち晴。 久しぶり。やっと暖かくなってきたわね。 でも、嵐みたいな天気には驚いたわよ、昨日の夜には。朝方は90%の降水確率だっていうじゃない。鎌倉なんて無理だったわよ。 で、「向島百花園」っていうことね。タクシーで行こう! 何だか晴れ間も見えてきて。さすが晴れ男だわね。 向島百花園か、もうずっと前に母親と来たことがあったかな。萩のトンネルがちょうど見頃の頃だった。...
View Article向島百花園。その2。どこまでも自然体で。(じじばばがゆく。散策編)
やっぱり新緑の季節だわ。サクラはもうすっかり葉桜だけど。他の草木は芽吹く頃で、気候もいいわね。 「御成座敷」。 ウコン。 向こうの藤が見事だわ。 こっちは「ミツバアケビ」の棚。 「アセビ(馬酔木)」。 「モチノキ」。 「サンシュユ」。 「エドヒガン」。サクラの一種。 「ハナモモ」。 「ナシ」の花。 「キブシ」。...
View Article「向島百花園」その3。自然体も難しいけど。(じじばばがゆく。散策編)
飯島光峨翁之碑銘。 杉谷雪樵芦雁画碑。 螺舎秀民 葦の芽や田へ来(る)水も角田川(すみだがわ) 七十二峰庵十湖 何事もかかる浮世か月の雲 句の善し悪しは分からないけど、俳号なんかけっこうしゃれているわね。粋人気取りがちょっと鼻につくけど。 しもくれん。 ふげんぞう。八重桜の一種。 唐梅。 「しのぶ塚」。...
View Article向島百花園。その4。こうして自然体で。(じじばばがゆく。散策編)
鷺流狂言師 矢田蕙哉翁 「花暮れぬ 我も帰りを 急(いそご)うずる」。 何だかんだ、けっこう歩いたわね。ちょっと休みましょう。 みつばつつじ。 たむけやま。 くろばなろうばい。 しゃが。 かしわ。 さて、お腹も空いてきたわ、あらもう、1時か。やっぱり錦糸町に戻ってお昼でもしましょうか。...
View Article与瀬宿~吉野宿~関野宿~上野原宿。その1。(「甲州街道」をゆく。第4日目。)
5月3日(水・憲法記念日)。三連休初日。晴時々薄曇り。 相模湖駅から上野原駅まで。山ガール、山じじばばで一杯の車内。街道歩きらしい方は見当たらず。道中でも地元の人がちらほらいるだけで、人とも会わず、な旅です。...
View Article与瀬宿~吉野宿~関野宿~上野原宿。その2。(「甲州街道」をゆく。第4日目。)
山に行くのか、キャンプに行くのか、満員のバス、人々。それらを尻目に「国道20号線」を進みます。同好行らしい姿はいません。しばらくして左手に「セブンイレブン」が見えたら、右手の坂道を上ります。 (10:26)その曲がり角に「明治天皇與瀬御小休所趾」。 この裏手に「与瀬本陣」跡の大きなおやしき。 急坂を上ると、「慈眼寺」。左手に「与瀬神社」と続きます。 二十三夜塔。...
View Article与瀬宿~吉野宿~関野宿~上野原宿。その3。(「甲州街道」をゆく。第4日目。)
(11:05)そのまま道なりに下って行くと、中央道を越える橋に出てきます。「相模湖インター」出口という標識付近に当たります。 沿道のおうちには色とりどりのお花が咲きそろっています。 下る途中、右手に道標。車道は観福寺を迂回するように進みますが、ここから脇道に入ります。これが旧道ということのようです。 「赤坂」(11:10)。...
View Article与瀬宿~吉野宿~関野宿~上野原宿。その4。(「甲州街道」をゆく。第4日目。)
吉野宿(神奈川県相模原市) 甲州街道11番目の宿場。本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠3軒と小さな宿であった。この辺りは桂川(「相模川」上流の名称)に由来して「桂の里」と呼ばれていた。...
View Article与瀬宿~吉野宿~関野宿~上野原宿。その5。(「甲州街道」をゆく。第4日目。)
橋を渡り、左手に中華料理屋さんが見えたら、国道から右の坂道を上がって行きます。 「藤野中学校」の前を通る短い旧道ですが、沿道には花々が咲き匂い、春らしい雰囲気。 しばらくしてまた国道に復帰します。左手に大きな古木。一里塚だったという話があります。 エノキ 高さ 12メートル 樹齢 推定300年...
View Article与瀬宿~吉野宿~関野宿~上野原宿。その6。(「甲州街道」をゆく。第4日目。)
そのまま「国道20号線」を進むと、左手に「明泉学園相模湖セミナーハウス」、その先に「名倉入口」という信号。そこを左へ下って行くのが旧道です。 豊かな自然。 「甲州古道 下小渕下」。 急坂を曲りながら「相模川」方向へ下りていきます。 下ったところに架かっている橋が「境沢橋」。かつては「相模」と「甲斐」との国境でした。現在は、神奈川県相模原市藤野町と山梨県上野原市の県境。...
View Article与瀬宿~吉野宿~関野宿~上野原宿。その7。(「甲州街道」をゆく。第4日目。)
静かな集落を進むと、左手に自動販売機。ベンチに座ったとたん、自販機から「・・・いかがですか」と声が聞こえてきます。ビックリ! そこで、飲み物を購入して、しばし休憩。向かいは、「諏訪神社」の境内。緑濃き、大きな杉並木になっています(13:30)。 これは新しい「馬頭観音」。 どっしり構えた大きな屋敷が目立ちます。 「油屋」という屋号のおうち。...
View Article文楽「加賀見山旧錦絵(かがみやまきょうのにきえ)」国立劇場。(じじばばがゆく。観劇編。)
昨日はなかなか眠れなかったわよ。 久しぶりに会ったからじゃないわよ、誤解しないでちょうだい。 人形が生きているみたいで、興奮して寝付かれなかったのよ。 動きもすごいし、目が動いたり、眉毛が動いたり、口までもね。特に細かな仕草が抜群よね。懐紙を口元にとか、巻物を手に取ったりとか、・・・。 小道具もうまくできているわよね。...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その1。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
久しぶりに再開。5月27日(土)。晴れ。今回は、「上野原」駅で下車し、出来たら「大月駅」までという予定が、奇矯「猿橋」で地元のイベント「第16回さるはし観月会」に遭遇。結局、そこで長居をして「猿橋駅」に着いたのが17:45過ぎでした。本日は、ここまで。 南側は雲が多くて富士山は肉眼では見えましたが、写真では? それでも、緑深い山々を眺めながらの旅です。...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その2。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
「鶴川宿」からは坂道を曲りながら上って行きます。 「馬頭観音」。 途中には古びた「蔵」やしゃれた「ログハウス」があります。 (9:47)森の中を進むと、やがて前方が明るく開けてきます。 「中央道」側道との合流地点。 しばらく側道を歩き、左手、「中央道」に架かる橋を渡ります。 振り返って望む。...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その3。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
(10:30)側道の左手に、小さな緑地があります。「長峰砦跡」記念の緑地です。 発掘調査された長峰砦跡...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その4。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
↓が「談合坂SA」。 宿場の外れに位置する「犬嶋神社」から旧道は左に曲がって行きます。しばらく進むと、正面に「西光寺」。左手には中央道の防音壁が迫ってきます。 カエルの石像。 西光寺の右手を進むのが旧道。曲がりくねった上り坂になります。 (11:04) 振り返る。...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その5。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
森の中の道を出て「新田」の集落に入って行きます。 右手に立派な門構えのおうち。 「甲州街道新田宿尾張の殿様定宿家」の看板とそのいわれの解説文。...
View Article