
鷺流狂言師 矢田蕙哉翁 「花暮れぬ 我も帰りを 急(いそご)うずる」。
何だかんだ、けっこう歩いたわね。ちょっと休みましょう。
みつばつつじ。


たむけやま。


くろばなろうばい。

しゃが。



かしわ。

さて、お腹も空いてきたわ、あらもう、1時か。やっぱり錦糸町に戻ってお昼でもしましょうか。
この前行ったところ、東武ホテルの上の方。スカイツリーが見えてなかなかすばらしいところだったじゃない。
梅洞水。


あら! 門のところに額が架かっているわよ。
へえ、蜀山人の扁額で「花屋敷」と読むのか。ずいぶん崩したような書体ね。
ほら、門柱には「春夏秋冬花不断」「東西南北客争来」の聯がかかっているわ。
どれも、東京大空襲で焼失したんで複製なんだ。

その後どうするって。あら、食事したらすぐ帰るわよ。
また来るのよ、孫たちが親がかりで。連休明けまでいるっていうじゃない、まったく世話が焼けるわよ。
こっちは腰が痛い何が痛いって言っているのにね。そろそろ準備しなくちゃ、準備。
そうね、来てくれるうちが華だわよね。小学校に通うようになったらそうも言ってられない、今のうちかな。
ゆっくりするのは次の機会にしましょう。じゃあね。
