鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その6。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
「鳥沢宿」に向かって進みます。 古びた案内図。 「扇山」への道標。 かつての甲州街道は今まで来た印象でも、現在のように車道となって曲がりくねっている道ではなく、尾根道をもっと直線的に進んでいたと思われます。この付近は特に標高が高く、富士山などの周囲の景観ももっとすばらしかったでしょう(足下はかなり悪いと思いますが)。...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その8。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
いよいよ奇橋・「猿橋」に向かいます。 「東京から90㎞」ポスト(14:41)。 蛇骨沢を過ぎ、常夜灯のある七面大明神の石碑の下を過ぎると、 「小菅」交差点。そこを右に折れます(14:45)。 この道が旧甲州街道。ここから「猿橋」を渡って「猿橋宿」へ向かうことになります。 「仙台屋食堂」の手前に旧中央線トンネルの猿橋側の坑門が桂川渓谷に向かって開いています。...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その9。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
橋には緋毛氈が敷かれ、対岸には的が設置されています。さて? そのうち、高校の弓道部の生徒でしょうか、4人の男女。リハーサルのため、舞台に登場、向こう岸の的に向かって矢を射るようす。見ていると、見事に真ん中に命中する生徒も。 なかなか見事な腕前を披露。 次に登場したのは、「笹子追分人形芝居」のリハーサル。...
View Article読書「このあたりの人たち」(川上弘美)スイッチパブリッシング
久々の川上弘美さんの作品。 ところで、2歳の孫が大好きな「それゆけアンパンマン」。 我が家に来ても、ミニカーやプラレールで遊びながら、一方で、ちらりとTVの画面を。同じ内容のビデオでも何回も観ています。飽きないのかな、などと思うのは、大人たち。 何度も観ているうち、ストーリーを覚えているのか、好き嫌いもはっきりしてきます。なんとなく暗い森の場面になる前に、変えて、と迫る。...
View Article読書「伯爵夫人」(蓮實重彦)新潮社(じじばばがゆく。文学編。)
この作品での「三島(由紀夫)賞」受賞会見での実に不機嫌な振舞い・演技・本音? そうした下世話な情報に惑わされてはなりません、この方を見くびってはいけないということですわ。もちろん、この(純・文学)作品はそうした「下(しも)々」のお話を軽く越えているお話しなんだから。...
View Article駒橋宿~大月宿~花咲宿~初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿~黒野田宿。その1。(「甲州街道」をゆく。第6日目)
6月11日(土)。晴れ。梅雨入りはしましたが、青空が広がりました。今回は、猿橋駅で下車し、笹子駅から乗車するという行程です。猿橋駅に9時前に着き、「猿橋」方向へ少し街道を戻り、コンビニで食料を調達、9時過ぎに出発。そして、県道から「笹子峠」に向かう山道の入口にある「新田下」バス停に15時過ぎに到着。約17㎞の道のり、約28,000歩でした。...
View Article駒橋宿~大月宿~花咲宿~初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿~黒野田宿。その2。(「甲州街道」をゆく。第6日目)
(9:32)「デイリーヤマザキ」のところで国道に戻って大月に向かいます。途中にあった街道筋らしい古いおうち。 本来、旧甲州街道は国道の右側にあったはずですが、消滅しているので、「国道20号線(現甲州街道)」を「高月橋」入口交差点まで進み、そこを右折します。目の前には特異な山容の「岩殿山」が迫ってきます。 交差点角に「大月織物会館」。...
View Article駒橋宿~大月宿~花咲宿~初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿~黒野田宿。その3。(「甲州街道」をゆく。第6日目)
国道沿いですが、落ち着いた街並み。 「大月市酪農組合 花咲集乳所」。 (10:24)「花咲下宿」バス停。 右手を見ると、「オトリ鮎」の看板。ちょっとのぞいてみました。 オトリの鮎。 「ガスト」の先に見えてきたのが、本陣「星野家」の豪壮な建物。 (10:29)期待して近づきましたが、閉館中です。残念!...
View Article駒橋宿~大月宿~花咲宿~初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿~黒野田宿。その4。(「甲州街道」をゆく。第6日目)
(11:46)橋を渡ると、正面は「採石工場」構内となり、立入り禁止。左から途中で消滅した旧道? が現れてきます。 旧道? 線路沿いを進みます。 時々、電車がすぐ脇を通過します。 人っ子一人通りません。 右手前方に街並みが見えてきました。 (11:57)採石工場の構内を通ります。 ◆わが国砕石業のあけぼの◆...
View Article鶴川宿~野田尻宿~犬目宿~上下鳥沢宿~猿橋宿。その6。(「甲州街道」をゆく。第5日目。)
「鳥沢宿」に向かって進みます。 古びた案内図。 「扇山」への道標。 かつての甲州街道は今まで来た印象でも、現在のように車道となって曲がりくねっている道ではなく、尾根道をもっと直線的に進んでいたと思われます。この付近は特に標高が高く、富士山などの周囲の景観ももっとすばらしかったでしょう(足下はかなり悪いと思いますが)。...
View Article駒橋宿~大月宿~花咲宿~初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿~黒野田宿。その6。(「甲州街道」をゆく。第6日目)
この付近には旧道も断続的にあるようですが、現甲州街道の「国道20号線」を進みます。 (12:53)「立河原」バス停。右奥は「中央道」。 かなり高いところに中央線の鉄橋があります。右に旧橋脚跡らしき建造物。...
View Article駒橋宿~大月宿~花咲宿~初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿~黒野田宿。その7。(「甲州街道」をゆく。第6日目)
旧道はJR線の土手によって寸断されたようです。 「東京から105㎞」ポスト。 (13:43)しばらく進むと、右側から道が。旧道? 「笹子川橋」(「国道20号線」)。 国道は左へカーブしながら「笹子川橋」を渡りますが、旧道はこの橋を渡らずに手前をまっすぐ進んでいました。笹子小学校のところで分断されてしまうので、左手にある橋を渡ります。 「旧笹子橋」(車両通行禁止)。...
View Article駒橋宿~大月宿~花咲宿~初狩宿~白野宿~阿弥陀海道宿~黒野田宿。その8。(「甲州街道」をゆく。第6日目)
「笹子峠」へ少しでも近づいて、次回の歩きを楽にしようともっと進んでみます。 「笹子峠」方向。 道路沿いに石仏群。 途中、右手に朽ちた建物。「笹子鉱泉」の看板もなくなっています。廃業したようです。向かい側の食堂「しらかば」は健在。 峠に向かって上り坂が続きます。振り返る。 国道沿いには旧道らしい「黒野田」追分の家並みが続きます。 沿道の酒屋さん。...
View Article久々の、というか今でしょ、「堀切菖蒲園」。(じじばばがゆく。散策編。)
またお会いしましたわね。ちょっと会いすぎじゃない、最近。 えっ、土曜は無理よ、無理。ご自分のご都合通りにはいきませんわよ。 大昔に来たことがあるかな、っていう感じ。こんな所にあったのね。駅前もずいぶん変わった、っていうか考えてみたら来たことがなかったわ。堀切には。一駅なのにね。...
View Article人生、晩年になると、いろいろあるのね。(じじばばがゆく。例会編。錦糸町にて。)
このあいだはお世話になりました。あっという間に日にちが過ぎちゃうわね。なんだか時間が早く過ぎていくような感じがしない、最近はますます。 腰は痛いし、歩くのもおっくうになってきたし、って最近はそんな話ばかりで申し訳ないわね。 でも、みんなに久々に会えるので無理して出かけたわよ。行ってよかったわ、みんな元気そうだし、あなたも元気だわね。なんでそんなに元気なのよ。...
View Article笹子峠~駒飼宿。その1。(「甲州街道」をゆく。第7日目。)
7月8日(土)。快晴。 九州北部では大変な豪雨に見舞われて多くの死傷者、行方不明者が出ている(7/10現在、大勢の犠牲者を生む、大きな自然災害となってしまった! お見舞い申し上げます。)というのに、関東地方はカンカン照り(7/10も引き続き)。 そんな中、甲州街道・笹子峠越えにチャレンジ。...
View Article笹子峠~駒飼宿。その2。(「甲州街道」をゆく。第7日目。)
鹿児島では震度5強の地震。被害も出たようです。川内原発は平常運転とのこと。もっと大きければどうだったのか? 気になるところです。 さて、昨日の続き。 (10:25)前方に「笹子隧道」がようやく見えてきます。 案内板。 笹子隧道について 四方を山々に囲まれた山梨にとって昔から重要な交通ルートであった甲州街道。その甲州街道にあって一番の難所といわれたのが笹子峠です。...
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