六地蔵一里塚。近江商人。肩がえの松。手ハラベンチ。・・・(「三雲駅」から「草津駅」まで。その5。)
振り返って望む。右手に旧「和中散本舗」の建物がみえます。 「間の宿・六地蔵」から「目川」方面へ。北西方向を望む。 いったん県道に合流して、すぐ右の道を進むと、左手に「六地蔵一里塚跡」碑。 日本橋から117里目の一里塚。 「東海道名所図会 梅の木」...
View Article子午線。鈎(まがり)の陣所。目川一里塚。田楽茶屋。・・・(「三雲駅」から「草津駅」まで。その6。)
さて、後半の歩き。 神社脇の石碑。「栗太八景」のうち「手原行人」漢詩碑。 雨寒塵路手原辺 客袂涙霑萬里天 終日著鞭馳痩馬 往来有故幾年々 手原を通る行人 雨は寒く塵の路手原辺り 客の袂は涙に霑(ぬれ)る万里天 終日鞭を著け痩せ馬は馳せ 往来故(ふる)くから有り幾年々 奥に見える三角屋根がJR「手原」駅。 しばらく行くと右手に石柱。「東経136度 子午線」...
View Articleほっこり。傍示石。旧草津川。草津宿追分道標。・・・(「三雲駅」から「草津駅」まで。その7。)
まだまだ旧跡碑が続きます。「𦾔跡 人吉藩主相良候御対面所跡 山本家」。詳細は不明。 大きく右折する角に「岡ほっこりマップ 岡まちづくり委員会」 「ほっこり」とは、この地域の合い言葉のようです。それに因んだおまつり。 東海道 ほっこりまつりとは? 第9回 (2015年度) ほっこりまつりは、10月25日(日)に開催予定! 「ことしもやります!」 私たちの想い 何気ない一言でした。...
View Article草津宿本陣。太田酒造。「近江ちゃんぽん」。・・・(「三雲駅」から「草津駅」まで。その8。)
「旧草津川隧道(トンネル)」(明治19年完成)の扁額。 草津宿のメインストリート。道は南西に向かいます。 「草津市民センター」前にある石碑、解説板。 近江路や 秋の草つは なのみして 花咲くのべぞ 何處ともなき 覧富士記...
View Article富士見坂。全生庵。海上海。・・・(じじばばがゆく。「やねせん」編。)
「お疲れ様でした。」 「坂道は上ったり、下ったりでけっこう大変。」 「下り坂と上り坂と、どちらが多かったですか? 」 「そんなの、わかるわけないでしょ。」 「そういえば、お体がお悪いとか。」 「満身創痍ですよ。」 「でも、おやせになったようすもないし、お元気そうで。」 「むくんでいるだけですから。」 「・・・。それでもこうやって歩くんですから、たいしたものんですよ。」...
View Article旧玉川上水余水吐。水番所跡。水道碑記。四谷大木戸跡。・・・(渋谷川を遡る。その5。)
「渋谷川」の水源とみられる一つが「新宿御苑」内の「上の池」(その北西にあった「天龍寺」境内の湧水、という説が強い)。 他にも「新宿御苑」付近では二つあります。 ① 「玉川上水」からの余水。上の案内図で行くと、A←B←C「玉川上水」。 ② 「新宿御苑」内の「玉藻池」(「玉川上水」からの引き水)。上の図で行くと。E←D←C。...
View Article玉藻池。玉川上水。・・・(渋谷川を遡る。その6。)
さて、新宿御苑内の「玉藻池」。 この池は、もともと「玉川上梓」からの引き水です。「玉藻池」からの流れはすぐ暗渠になってしまいます。おそらく御苑を南に下り、「下の池」で合流すると思われます。 「玉藻池」からの流れ。 池の東南のところ。落ち口になる。 ここからは暗渠。 玉藻池...
View Article黒門。うばがもち。野路一里塚。・・・(草津駅から京阪追分駅まで。その1。)
足かけ2年掛けてやってきた「東海道53次」の旅も、いよいよ最終段階。11月10日(火)、11日(水)の2日間で京都・三条大橋までの旅となりました。日差しが長ければ、一日でも何とか行けるコースですが、せっかくですので、ゆっくりと(特に11日は)。...
View Article清宗塚。野路の玉川。大萱一里塚。・・・(草津駅から京阪追分駅まで。その2。)
公園を突っ切って通りを横断します。草むらに覆われてオブジェと東海道の道しるべ。 揃ってお出迎え。 左手に解説板。 草津歴史街道 東海道 東海道は、中山道・日光道中・奥州道中・甲州道中を加えた五街道の中でも江戸と京を結ぶ江戸時代随一の幹線路であった。...
View Article御殿浜。膳所城勢多口総門。オリナス。北総門。・・・(草津駅から京阪追分駅まで。その4。)
「御殿浜」。旧東海道は、もう少し琵琶湖の湖畔際を北上していましたが、現在は湖畔から離れています。この付近がもっとも琵琶湖に近い地点のようです。ここまで来て、琵琶湖と次第に遠ざかるのも残念! この案内板から右に曲がって湖畔に向かいます。「大津湖岸なぎさ公園」へ。...
View Article義仲寺(ぎちゅうじ)。芭蕉。巴御前。大津事件。・・・(草津駅から京阪追分駅まで。その5。)
そのまま進むと、「義仲寺」へ到着です。木曽義仲の供養塔、松尾芭蕉のお墓、さらに義仲の愛妾巴御前の供養塔があります。 義仲寺境内 義仲寺の名は、源義仲を葬った塚のあるところからきていますが、室町時代末に、佐々木六角氏が建立したとの伝えがあります。 門を入ると左奥に、俳聖松尾芭蕉の墓と並んで、木曽義仲の供養塔が立っています。...
View Article札の辻。旧逢坂山ずい道。逢坂の関。・・・(草津駅から京阪追分駅まで。その6。)
「京町1丁目」交差点。通りを渡った角に、「大津市道路元標」と「札の辻」解説板。そのまままっすぐ行けば、「三井寺」方向になります。 札の辻の由来...
View Articleうなぎ。走井餅。走井一里塚。追分。・・・(草津駅から京阪追分駅まで。その7。)
小公園のところから「国道1号線」をしばらく離れて進みます。すると、ユニークな交通標識。「かねよ」という老舗の鰻屋さん。 その先には、またまた「蝉丸神社」。 左手には、「元祖走井餅本家」碑。 「走井餅」というと、この先、「国道1号線」沿いの「月心寺」のあるところが定番で、広重もそちらを描いているといわれますが、・・・。...
View Article車石。三条通。御陵(みささぎ)一里塚。・・・(京阪追分駅から京・三条大橋まで。その1。)
11月11日(火)。快晴。いよいよ最終日。京阪「追分」駅までやってきて、「追分」から昨日の続き。朝8時30分前。 予定では12時頃に「三条大橋」で東京からわざわざやって来てくれる知人と落ち合うことに。東京駅を8時50分発の「のぞみ」で来るとか。さてうまく落ち合えるか? 追分...
View Article日ノ岡峠。インクライン。水路閣。・・・(京阪追分駅から京・三条大橋まで。その2。)
後ろを振り返ると、けっこう長く続く上り坂です。この道は三条通りへの抜け道なのか、狭い道に次々と車が上って来るので、後ろを振り向きながらの上りです。要注意。 坂道の左手には「亀水不動尊」が祀られて、湧き出す清水が旅人の喉を潤したというところがあるはずです。が、生い茂った草むらの中に長年放置されていたような乗用車、その奥にかつての祠らしきものが朽ちたままあります。...
View Article三条大橋。ゴール!・・・(京阪追分駅から京・三条大橋まで。その3。)
「三条通り」の道標。ただし、旧東海道時代のものではありません。裏には「動物園」が示されています。 「琵琶湖疎水」からの分水。清流。 いよいよ「三条大橋」が見えてきました。 11時30分少し前。 橋のたもとに到着! 東京からの知人の姿はなさそう。 三条大橋...
View Article日本橋~品川~藤沢。(江戸・日本橋から京・三条大橋まで。その1。)
「旧東海道」歩き。 思いついたのは、去年の2月頃。はじめは宿場巡りをしてみようか、ということで、東京付近の宿場を何かのついでに立ち寄りました。だから「品川」「川崎」「神奈川」については、最寄り駅に降りて、宿場に因んだ名所、旧蹟を散策して、また最寄り駅から戻る、というようなカタチ。 実際、一番最初は「川崎宿」を散策し、しばらく置いて「品川宿」、「神奈川宿」と順番が異なっています。...
View Article平塚~箱根~沼津。(江戸・日本橋から京・三条大橋まで。その2。)
《7 平塚》(2014.9.27~投稿。茅ヶ崎までは2015.3.11再投稿) 本格的な松並木が見え始める旧東海道。地元も保存・整備活動に積極的。 藤沢方向。 平塚方向。 茅ヶ崎駅近くには、 「茅ヶ崎一里塚跡」碑。日本橋から14里目にあたる。...
View Article原~蒲原~江尻。(江戸・日本橋から京・三条大橋まで。その3。)
ちょっと寄り道をして「千本松原」へ。残念ながら富士山は見えず。この日は、富士山を見ながらの旅のつもりだったが、富士山は裾野を見せるだけ。天気はまあまあだが、強い西風に抗する歩き。 《13 原》(2014.12.20~投稿) 東海道線の「原踏切」を渡ると、「原宿」にさしかかる。 そこから旧「原宿」内を望む。 「朝之富士」(「Wikipedia」より)。...
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