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Channel: おやじのつぶやき
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本庄宿から新町宿まで。その2。(旧中山道をゆく。第6日目。)

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 「本庄宿」は町としての奥行きが深く、まだまだ見どころはたくさんありそうですが(たぶん横町に入ったならよけいに)、機会があったらじっくりと見て回ることにして、先を急ぎます。

(13:15)「本庄宿」の西の出口にあるのが「金鑚神社」。その神社に沿って街道は右に曲がります。歩道には中山道の67の宿場名と絵図(ただし、絵図は、武蔵国のみ)のパネルがはめ込まれています。


来た道(「本庄宿」内)方向を振り返って望む。

宿場特有の桝形になっています。


1880年代のようす。○がこの付近。(「歴史的農業環境閲覧システム」より)

 歩道を渡った道路の反対側にもあります。  
                                                               「67・草津宿」が最後に。

中山道は左に折れて進みます。遠く正面には山並み。

(15:36)右手が開けてくると、遠くには赤城山。

 道路沿いは、かつては田園地帯だったのでしょう、昔風の大きな家、屋敷が目立つ中、一戸建て建売住宅なども。
「上里町」に入ります。

(13:52) その先の左手に「浅間山古墳」。こんもりした丘になっています。
    

浅間山古墳 町指定文化財
 浅間山古墳古墳は、上里町東部から本庄市西部の本庄台地の先端部に広がる旭・小島古墳群を構成する1基です。墳形は、直径約36㍍、高さ約6㍍の円墳と考えられます。主体部は、角閃石安山岩を使用した胴張り両袖型積穴式石室です。石室の規模は、全長約9.48㍍、埋葬部にあたる玄室は長さ6.48㍍、奥壁幅22㍍、最大幅24㍍、天井高25㍍です。入口にあたる羨道は長さ約3㍍、幅1.2㍍、高さ1.8㍍です。

回り込んだところから。

道をはさんだ目の前には「中仙道」の碑。

 その先の右手には「泪橋の由来」碑。
    

泪橋の由来
 此の地武蔵国賀美郡石神村浅間山地先仲山道に 泪橋なる橋ありき
 昔徳川幕府は大名諸役等通行の砌街道筋住民に伝馬なる苦役を課したり
 農繁のさ中に又酷寒風雪の日にも伝馬の人々此の橋に憩い家族を偲び身のはかなさを多嘆じてか泪しきりなり と
 
 「東海道」などの街道筋では「泪橋」といえば、刑場に送られる罪人との涙の別れの橋でしたが、この橋は意義の異なった橋です。

のどかな田園地帯を進む。振り返って望む。

(14:10)左手に「庚申塔」。 右手にも

(14:18)しばらく道なりに進み、「神保原1丁目」交差点で右に曲がります。曲がるとすぐ「17号線」にぶつかるので、そのまま交差点を渡って斜めに進みます。
    
  「国道17号線」。                        渡ったところから振り返って望む。

左手に小さな祠があり、参道の両側に庚申塔などの石碑群。

(14:31)その先の右手には「金久保神社」。

 金久保神社は、金窪城主斉藤盛光が大永5年(1525)に鎌倉八幡宮から城内に八幡宮を勧請したことに始まり、神流川合戦で金窪城落城ともに焼失したが、その後、村民によりこの場所に遷座したと伝えられています。拝殿には狩野派の絵師、祥雲斎俊信によって描かれた天井絵があり、中央に雲竜図が描かれ、そのまわりに66枚の花鳥図が描かれています。

その先に「金窪城址」碑。    

「三国道入口」碑。

(14:38)はるか右手に「赤城山」の裾野が広がっています。

「中山道解説板」。  

中山道 
 中山道は、江戸と京都を結ぶ街道で江戸時代以降五街道の一つとして整備が進められました。
 金窪村(元上里町大字金久保)は江戸から23里余。文政期(1818から)の家数は162軒、絵図では陽雲寺や八幡宮が見られます。新町宿への直路ができるまでは陽雲寺の東で北へ向きを変えて角淵(現群馬県玉村町)を経て倉賀野宿へ向かっていました。この道は三国街道とか伊香保街道と呼ばれていました。新町宿が設けられたのは中山道中最も遅い承応2年(1653)頃です。
 勅使河原村(元上里町大字勅使河原)家数は280軒。絵図では、武蔵国最後の一里塚が見えます。現在の街道はここで国道17号線と合流します。川のたもとには一般の高札と川高札が並んでいた事がわかります。左奥には神流川畔に建てられていた見透燈籠が移築されている大光寺がみえます。

 上里町教育委員会

その付近から振り返って望む。

(14:44)赤城山の雄大さについ見とれてしまいます。

「賀美小学校」の校庭の片隅にポツンと「二宮金次郎像」。

(14:48)そして「賀美村道路元標」が。

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