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Channel: おやじのつぶやき
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ざじずぜぞ。ヒッタイト・・・

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 最近、朝、見る番組に「テレビ朝日」の『羽鳥慎一モーニングショー』。政治問題などでも思い切った特集を組んだりして私的(わたくしてき)には興味深い番組。
 今朝は、和歌山県の特集をやっていました。中でも「ざじずぜぞ」が苦手というコーナー。「ザジズゼゾ」が「ダジヅデド」と発音してしまう、とか。
「象の 銅像を 雑巾で・・・」が「どうの どうどうを どうきんで・・・」どこまでホントかどうか分かりませんが、ずいぶん昔のことを思い出しました。

 高校の世界史。

 「ヒッタイト」。紀元前15世紀頃アナトリア半島(現在のトルコと重なる地域)にあったヒッタイト帝国(王国)。高度な製鉄技術によりメソポタミアを征服し、最初の鉄器文化を築いたとされるヒッタイト(人)。

 当時足立区出身の世界史の先生が担当した授業。試験問題で出ました。生徒が答えに「シッタイト」と書いたら×にされました。猛烈に抗議。

「先生、『シッタイト』で合っているじゃないですか」
「いや、答えはシッタイト。シッタイトではないよ。」
「だから、シッタイトって書いたじゃないですか」
「それは間違い、シッタイトが正しいの」
「だから、先生の言うとおり『シッタイト』って書いたんですよ」
「何遍言ったら分かるんだ、君は。答えは『シッタイト』なの」

 二人の会話を聞きながら周りはクスクス。もう30年以上の昔の話です。かつては足立区、東京東部の下町の人は「ヒ」と「シ」の発音の区別が苦手でした。

「朝日新聞」は「アサシヒンブン」。「消費税は」「ヒョウシゼイ」てな具合。
 今どきこんなことを言ったら、地元の方に大いにしかられてしまいます。今、こんな風に「ヒ」と「シ」の区別がつけにくい人はいなくなりました。それなりのお年寄りでない限り。・・・

 ここ和歌山でもいつまでこのような「風習」「習慣」? が残るのでしょうか。

 海中の郵便ポストの話。ちゃんと投函すれば届くらしい。
 でも、赤い丸形郵便ポストは海中にあるので錆びやすい、古い丸形ポストあったら譲ってほしい、とのコメント。「東海道」をあるいていると、いまだに見かけます、懐かしい、赤い丸形ポスト。どこかが譲ってあげればいいのにね。

 他にもミカンの皮のむき方、美味しい梅干し・・・。自然が作り出した川に囲まれた円形の土地。究極は、30年間漬け込んだというサンマの寿司(長嶋のコメントが「フグだって今のように食べるまで何人も死んでいるですから」というわけの分からないコメントあり)、和歌山県は酢の消費量が日本一だとか、・・・盛りだくさんで楽しめました。

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