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Channel: おやじのつぶやき
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党利党略。それならばとことん。

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維新混迷、官邸誤算=野党再編が加速―「大阪都構想」反対多数(時事通信) - goo ニュース

 橋下手法の限界でもあった今回の結果。策におぼれた結果でもあるか。 不利だと直感が働くや、連休中に信濃町に泣き言を言いに言ったとか、真偽は定かではないが、そのあげく、公明党支持層は反対に回った。彼らが賛成に回れば、大幅に賛成多数だったはず。ことによると、学会内部での権力抗争が背景にあるのでは? 
 今回は、橋下・維新を追い落とすことによって、自公連立を維持し、今後も創価学会・公明党が政局のイニシアティブをとる立場を譲らない、という「固い」決意なのだろう。「衆議院選」で彼らを巧みに利用できたので(出馬を翻させ、公明党全員当選)、あとは、ポイ! 仏敵・橋下の鼻を明かした(常勝・関西創価学会への誹謗中傷は絶対に許さない、との固い決意で)。またしても結果、オーライ!
 次の記事がそれを象徴。   

 公明党の中堅議員は「グッバイ橋下氏だ。官邸は利用価値がなくなったと判断するのではないか」と冷ややかだ。

  公明党の山口那津男代表は同日の参院議員総会のあいさつで、「(住民投票の)結果は厳粛に冷静に受け止めないといけない。66.83%という高い投票率での市民の判断だから、尊重しないといけない」と述べた。

 結局、今後も学会本部(あるいは関西の)指示に従う(尊重する)ことを言ったに他ならない。「厳粛に」「冷静に」という表現にかなりの含みがありそうだ(対 自民党・アベ、あるいは内部向け? )。
 
・・・

 「維新の会」が野党再編の草刈り場になる、とか。またまた捕らぬ狸の皮算用をしている「民主党」・・・。

 何となく橋下さんが気の毒になってきた。もちろん、彼自身の、身から出た錆ではあるけれども。

 政治は、党利党略の世界でしかない。それにしても、組織の思惑に翻弄される大阪市民はもっと気の毒です。

 どうせそういう世界ならば、橋下さん、来夏の参議院選挙に出馬して、「維新」がそれなりの議席を確保して、改憲派(目の上のたんこぶ・現「憲法9条」を葬り去りたい)と、憲法9条を堅持するという護憲派との相違が明確になることで、公明党がどう出るか(所詮、アベの言いなりになるのはミエミエだろうが)を見たい、という気持ちも出てきた。

 それにしても、「記者会見」での橋下さんの弁。現在の政治状況に関してきわめて的を射た発言だ。
 政界に登場したときから一貫している姿勢で、とことん民意(市民)&現状の民主主義社会を愚弄しているのかもしれない。そして、ワンフレーズ・イエスかノーでしか選挙民に迫まらない日本の政治状況&選挙を痛烈に皮肉った。
 それを唯一の政治手法とした、その張本人が足元をすくわれたことへの自己批判はありうるはずもないが。

 敵を作る政治家はワンポイントリリーフで、要らなくなれば交代。求められた時に求められ、要らなくなったら使い捨てにされる。これは、一番健全な民主主義だと思います。

 早くに「回顧録」でも執筆し、とことん「醜い」政治の世界を暴き出してほしいものです。その前に消されてしまうかもしれないが。 

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