トイレに行こうよ、トイレ。
秋頃がいいよね、あのあたりは。
実に奥が深い庭園ではある。

内庭池水が滝となって木曽川に落ちるところで、木曽路の名所「寝覚の床」にちなんで呼ばれている。園内は、遊び心(風流心)が満載だ。

大小の自然石と切石を巧みに組み合わせた中国風の素朴な石畳、とのこと。

もとは古木が空をおおって昼なお苦楽、渓流に沿った様子が木曽路を偲ばせる。またシュロが多くあったことから棕櫚山ともいう。


「白雲台跡」。
昼なお暗き木曽の山麓を過ぎて渓流を渡りここに登ると、僅かに白雲の行き交うのが見えたという高台。遠くは妙義・榛名の山々、近くは赤城・築土の社を望むことができた。



「文京区シビックホール」。


九代斉昭が、西行堂側の流れを西行の和歌「道のべに しみづながるる 柳かげ しばしとてこそ たちどまりつれ」にちなみ「駐歩泉」と命名し、自ら筆をとり碑を建てたものである。

藩祖頼房の時代に、御鞍打師「小野荘兵衛」作の木像を安置したことから西行堂と名づけられた。ここにある西行の歌碑は、九代斉昭の「駐歩泉」の碑にちなみ同夫人が建てたものである。なおこの堂は戦災により焼失した。
かくして、約1時間半の周遊は終わり。

お茶でもしますか、飯田橋の方まで行けばあるんじゃないか。
・・・
またお会いする日を楽しみに、連絡下さい。
そうそう、今度は品川あたりでいかが。