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Channel: おやじのつぶやき
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秩父鉄道武川駅~寄居駅。その4。宝篋印塔・板石塔婆。Layer Cafe。埼玉県立川の博物館。(「荒川」を遡る。第6日目。)

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県道に出てすぐ左折します。角に祠があります。

   「庚申塔」。その奥には、宝篋印塔(ほうきょういんとう)。

墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種である。五輪塔とともに、石造の遺品が多い。滅罪や延命などの利益から、追善(死後に供養すること)・逆修(生前にあらかじめ供養をすませること)の供養塔、墓碑塔として、五輪塔とともに多く造立された。(「Wikipedia」より)

「宝篋印塔の由来」。

江戸時代当家の先祖が井戸を掘ったところこの塔が出土したと言い伝えられてる。・・・

さらに清和天皇以来の系図が記されています。

その先、「荒川の板石塔婆」説明板。

板石塔婆は、13世紀はじめの鎌倉時代から16世紀末の江戸時代の始まりにかけて全国に見られる石製の供養塔の一種です。関東地方では制作された板石塔婆の多くの石材が長瀞周辺の結晶片岩を利用していたため、「青石塔婆」とも呼ばれています。・・当時の武士達に鎌倉仏教として広く信仰され、武蔵武士の本拠地であった県内には現在約2万基にのぼる板石塔婆が所在しており、質・量ともに全国一の規模を誇っています。この板石塔婆も長瀞周辺の石材を材料としているものと思われます。現在のところ、一ヶ所で45基もの板石塔婆が残っているのは町内ではここだけで、非常に貴重なものと言えます。荒川地内には、鎌倉~室町時代の寺院が存在していたという伝承も残っており、隣の寄居町にある「鉢形城」との結び付きも強かった地域と言えるでしょう。

頭越しで失礼ですが。

川の近くに出ます。向こうに見えるのが、「花園橋」。

いったん「彩甲斐街道(国道140号線)」へ。

「ニトリ」など街道沿いの店舗の裏手を進みます。

「荒川」方向。

風情のある石畳道を下って荒川へ。

広い庭のある工場脇から。キリンとサイ?

                

そのまま上流へ。右手には「旭製菓 花園工場」。

右手に洒落た建物が。

Layer Cafe (レイヤーカフェ)

“小麦や黒糖の魅力” をより多くの方に感じて頂きたいという願いから遂に誕生!

大正13年の創業以来「旭製菓」は古き良きお菓子、かりんとうを造りつづけてまいりました。

主原料である小麦や黒糖を使い分けていく中で、素材のもつ味わいや栄養価をもっと多くの方に知っていただきたいと願うようになり、それには、新しいタイプのお菓子を通してお客様とのコミュニケーションの場を広げる事が必要だと考えました。そして、2020年春「隠れ河原のかりん糖」としておなじみの花園工場直売店の中に、工房をそなえた絶景カフェがオープンいたしました♪

せせらぎと鳥のさえずりが聞こえる「隠れ家カフェ」へようこそ!

関越自動車道花園ICから2Kmほど秩父・長瀞方面に進んで左手に曲がると私達のかりんとう工場が見えて来ます。敷地の奥の純和風家屋、それがあなた様の隠れ家への入口です。荒川のほとり、竹林越しに眺める広々とした河原の風景は、四季折々にその姿を変えていきます。レイヤーカフェの名物「108層のレイヤータルト」はこのあたりの石畳を彷彿させてくれるかもしれません。長い歴史をかけて形作られた美しい地層や岩層は繊細かつ力強い…その自然のエネルギーをこの隠れ家で少しでも感じていただければ幸いです。カフェの窓から望む向こう岸には、埼玉県立「川の博物館」の日本一大きな水車の姿が望めます。ご家族やご友人とのドライブ・ツーリングの小休憩にぜひお立ちよりください。

(この項、「旭製菓」HPより)

「花園水辺公園」に向かいます。遠くに見えるのは「玉淀大橋」。

対岸には「埼玉県立川の博物館」。ひときわ大きな水車。

以下、「かわはく 埼玉県立川の博物館」HPより)     

川を見る、川を感じる、川を知る、体感する博物館

埼玉県では、昭和58年から5ヵ年をかけて、研究者から児童・生徒にいたるまでの多くの人を結集して、「埼玉の母なる川」荒川の総合調査を行い、報告書(自然編1巻、人文編3巻)と写真集1巻を刊行しました。この事業を進める中で、調査員や事業に関心を寄せる人々から、調査・収集された膨大な資料を一堂に集め、広く公開する博物館をつくりたいとの声が上がり、昭和61年度から建設に向けて調査が開始されました。そして、10年余りの準備期間を経て、平成9年8月1日に「さいたま川の博物館」が開館しました。

当館の目的は、「埼玉の母なる川-荒川-を中心とする河川や水と人々のくらしとのかかわり」を様々な体験学習をとおして、理解してもらおうとすることです。また、近年人々にとってきわめて密接な課題となってきた環境保護についても、河川の浄化や水循環の視点から身近な問題としてとらえてもらうことをねらいとしています。その手法として、一方的に情報を与えるのではなく、「楽しみながら学べる体験型博物館」として、誰でも水に親しみながら憩い、楽しく学べる博物館を目指しています。

 

                          

左岸。下流を望む。

          土手に上がります。


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