JR「群馬八幡」駅から「横川」駅まで。その1。(旧中山道をゆく。第8日目。)
2月24日(水)。晴。が、気温は低く、風はすこぶる強く。体感的にはかなり寒い。そんな中での、旧中山道歩き。 「上野」~「高崎」~「群馬八幡」まで、在来線を乗り継ぎ、着いたのが8時50分少し前。 前回の最終地まで戻って、「横川」駅を目指します。 今回は、「14 板鼻」→「15 安中」→「16 松井田」~「17...
View ArticleJR「群馬八幡」駅から「横川」駅まで。その2。(旧中山道をゆく。第8日目。)
安中市は旧中山道への思い入れがあって、各宿とも充実した「案内パンフレット」などを用意してあり、散策や帰ってからの見直しに大変役立ちます。 「鷹之巣橋」のたもとに、かつてのお休み処? この先辺りで徒渉していたようです。 橋の左奥には「東邦亜鉛安中精錬所」。...
View ArticleJR「群馬八幡」駅から「横川」駅まで。その3。(旧中山道をゆく。第8日目。)
旧安中藩郡奉行役宅(旧猪狩家) 安中市指定重要文化財 この建物は「旧安中藩郡奉行役宅」で、幕末から明治初年にかけて猪狩幾右衛門懐忠が安中藩の郡奉行として住んでいました。 郡奉行とは安中藩の民政をつかさどる役職で、安中藩には3人の郡奉行とその配下に4人の代官がいて、年貢の割り当てから徴収、お触れの通達、領内の地安・裁判などの仕事をしていました。...
View ArticleJR「群馬八幡」駅から「横川」駅まで。その4。(旧中山道をゆく。第8日目)
(11:27)道幅が広くなって、かつてはここから1㎞にわたり、杉並木が続いていた「安中原市杉並木」跡にさしかかります。安中宿側には1本も杉はなく、その代わりに花壇が道の両脇に続いています。かつての記念碑が建っているだけです。 「昭和九年建設 文部省」「天然記念物安中原市杉並木」。 安中市のバイパス道路の西外れから原市に至...
View Article改憲、改憲、とだだっ子のように前のめりの御仁。そして、・・・
首相 辺野古埋め立て巡る裁判で和解案受け入れる方針 今や「衆参で3分の2以上の議席を確保し、改憲をする」と決意を固めているアベ。 悲願実現のためには、選挙をうまく勝ち抜く。そのためにはどんな妥協でもする(ただ選挙制度だけは不利になるから認めない)姿勢が鮮明に。...
View ArticleJR「群馬八幡」駅から「横川」駅まで。その5。(旧中山道をゆく。第8日目)
次の「松井田宿」へ向かいます。「国道18号線」から1本北側の道。のどかな道筋が続きます。郷原地区。「道祖神」や「馬頭観音」などの石碑が道端に点々とあります。 (13:02)日枝神社。 妙義山がだんだん近くに。 左;道標「中山道 ←松井田宿 2.9K →安中宿 6.2K」。右;「道祖神」、「百番供養塔」。 その左手に「高札場跡」碑。...
View ArticleJR「群馬八幡」駅から「横川」駅まで。その6。(旧中山道をゆく。第8日目)
上の写真は、「安中市松井田町商工会」の建物。昭和14年(1939)松井田警察署として建てられました。2階建て・切妻・瓦葺・腰壁等石造り、屋根は破風でなかなかどっしりとした趣。 左手の古民家の門前。特定日に「中山道分間延絵図」を公開しているそうです。 モダンな感じの道標。 まだまだ先は長い!...
View Article深谷駅~旧煉瓦製造施設(日本煉瓦製造株式会社専用線)。その1。
「旧中山道」歩きで「深谷宿」に入ってすぐ、「国道17号線(現中山道)」を渡った先の右手に「常夜塔」があります。そこを斜めに横切る緑道。それが、「日本煉瓦製造専用線」跡だったようです。その時は、そのまま通過。...
View Article深谷駅~旧煉瓦製造施設(日本煉瓦製造株式会社専用線)。その2。
遊歩道(日本煉瓦製造専用線跡)は、「国道17号線」を歩道橋で越えて行きます。しばらく住宅地ですが、その先には畑地が広がってきます。 振り返って望む。 次第に広がる畑地。...
View Article深谷駅~旧煉瓦製造施設(日本煉瓦製造株式会社専用線)。その3。
そろそろ、終着点に近づきました。正面の橋が「備前渠鉄橋」。その先が、かつての「日本煉瓦製造」の敷地になります。 国指定重要文化財 日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設 備前渠鉄橋(びぜんきょてっきょう) 重要文化財(建造物) 平成9年5月29日指定 煉瓦輸送専用線用に架設された鉄橋である。...
View Articleあれから5年。あっという間か、長く感じるか。震災5周年。
東日本大震災。今日、3月11日で丸5年。あの時もたしか金曜日でした。都庁の30階で大きな揺れを感じ、隣の高層ビルが横揺れし、ただ呆然としていたことを思い出します。それから1年間は慌ただしい月日でした。 2013年2月。やっと機会を得て、初めて知人の案内で気仙沼、南三陸町、仙台市閖上浜などを二日がかりで行って来ました。 そのときのことをblogに掲載しました。その内容を少しはしょって。...
View Article中央本線旧線(鳥沢~猿橋)跡。その1。
このところ、寒くてぐずついたお天気。いよいよ「碓氷峠」越えと思いましたが、そんなわけでなかなか行く機会がありません。 3月12日(土)。この日も冴えない天気。横川に行くつもりで目覚ましはかけたものの、天気予報ではどうも行く気がしない。かといって家でぐだぐだするのも・・・。そこで、今回も廃線探訪ということにします。 出かけたのは、中央線「鳥沢」駅から「猿橋」駅まで。...
View Article中央本線旧線(鳥沢~猿橋)跡。その2。
しばらく「国道20号線」沿いに進むと、右手の小高い丘が公園になっています。緑色のネットで囲まれた、この公園。国道から入るのには、階段を上らなくてはなりません。いったいどういう利用者がいるのか? 朽ちたようなベンチと奥の方に遊具がある、さびれた公園のようす。実はこれがさっきの築堤の延長で、廃線跡なのです。 西側を望む。たしかに線路跡のようです。...
View Article中央本線旧線(鳥沢~猿橋)跡。その3。
しばらく「国道20号線」を行くと、「小菅」交差点。そこを右に折れます。この道も旧甲州街道。ここから「猿橋」を渡って「猿橋宿」へ向かうことになります。 「仙台屋食堂」の手前に先ほどのトンネルの猿橋側の坑門が桂川渓谷に向かって開いているはず。注意して歩いていましたが、「仙台屋」の前を過ぎてそのまま「猿橋」への階段を下りてしまいました。...
View Article残念ですが、・・・。
<気仙沼線>市、鉄路復旧を断念 BRT継続 以下のblogの記事は2013年2月に訪れた記録です。その時のこのblogでのカテゴリーは「歴史・痕跡」でした。まさにそうなってしまうのかも知れません。痕跡すらなくなってしまうのか。 このかんの地元の方々の復活への望み、その可能性への挑戦、しかし、現実の厳しさ。二度と戻れない他郷の光景をただただ遠くから見つめるしかない現実も・・・。...
View Article渋滞や信号で止まっているときに後ろにトラックが近づくと、
逮捕の運転手「避難中に救助された」 広島トンネル事故 高速道路での渋滞だけでなく、一般道でも赤信号で停まっていると、つい、後ろを見ます。大型トラックが近づいてくると、びびります。特に、渋滞の時は後ろにトラックが来ると、できる限り進路変更しています。 それにしても毎日新聞の記事。 <山陽道トンネル事故>国交省が監査、容疑者に違反4件判明(21:15毎日新聞)...
View Articleなし崩しへ、「非核三原則」政策骨抜きへの道。
法制局長官、核使用「憲法ですべては禁止されていない」 憲法9条に関わる、解釈改憲で味をしめたアベ内閣。ついに、核兵器使用容認への道筋づくり。法制局長官のお墨付きを得ての。...
View Article横川~熊ノ平。アプトの道。その1。(旧中山道をゆく。第9日目。番外編)
さて、「横川」から「坂本宿」を抜けて、「碓氷峠」、そして「軽井沢宿」へ、と。 その前に横川駅から信越線の廃線跡「アプトの道」を歩いてみようと出かけました。「熊ノ平」まで行き、帰りは途中で「坂本宿」に立ち寄って、再び「横川駅」に戻る、という計画。 3月23日(水)。薄日が差す、そんな一日でした。...
View Article横川~熊ノ平。アプトの道。その2。(旧中山道をゆく。第9日目。番外編)
碓氷峠を行き来する列車に電力を供給していた建物。かつて、軽井沢から出て碓氷峠を下る車中、このところを通過中に車窓から見たようすは廃墟のような印象で、かえって興味深く思いましたが、現在は立派に修復され、以前のような荒廃した姿はありません。 国指定重要文化財 碓氷峠鉄道施設 変電所(旧丸山変電所)二棟 平成6年12月27日...
View Article横川~熊ノ平。アプトの道。その3。(旧中山道をゆく。第9日目。番外編)
次は「第3号トンネル」、「第4」「第5」と続きます。「5号トンネル」を抜けると、いよいよメインの「第3橋梁」=通称「めがね橋」となります。 狭いし、暗いし、蒸気機関車の時代は煙で、・・・さぞかし大変だったでしょう。 「5号トンネル」。 トンネル側面には金具がいくつか取り付けられています。 (11:07)着きました、「めがね」橋。 「5号トンネル」を振り返って望む。...
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