午後の座り込みの前に、「辺野古」基地の予定地を対岸から展望するため、海岸沿いに北へ向かいました。


草地の脇を砂浜へ。


ところで、紅紫色の花は? ヒルガオの一種で、「グンバイヒルガオ(軍配昼顔)」。つる性の多年草で四国から沖縄の海岸の砂地に生えます。葉の先端が凹み、軍配に似ているところから名前が来ているようです。

現地の方から詳しく説明を受けました。

現在いるところは、地図では一番上の方。左下の赤い囲みが基地の建設予定エリア。


目の先には、


大浦湾沖合には立ち入り禁止の赤いブイがぐるりと囲んでいます。


砂浜には珊瑚のかけらが一面に。

再び、午後の座り込みへ。戻る途中、キャンプシュワーブの左手奥が弾薬庫。周辺一帯が大きな米軍基地になる予定。






これまで1年以上に亘る反対運動、1年になる座り込み、カヌーなどによる海上行動などの記録写真がたくさん掲示されいます。

特に反対運動への機動隊や海上保安庁の理不尽な現場写真なども。


午後4時になり、座り込み行動が終了、再会と東京での連帯の闘いを約して帰途につきました。

夜の交流会では大勢の現地の方々と「豚足」「刺身」「ゴーヤ・豆腐・ソウメンチャンプル」などの料理と地元おすすめの「泡盛」を酌み交わしました。


宴もたけなわの頃、当日行われた安保法制の公聴会に出席した名護市長の稲嶺さんが登場。いっそう明るく元気になりました。


前回の選挙に担ぎ出されたときの率直な思い、その後のいきさつ、明るい選挙戦のようす、市長になってから、そして、「辺野古新基地反対」の強く粘り強い決意。さらに「オール名護」から始まった「オール沖縄」の反基地、平和の闘いへの道筋を、少しも肩をはらず淡々と、しかし力強い言葉で語ってくれました。こうしてますます交流会は盛り上がりました。

「泡盛」ですが、地元のすすめで

そのうち稲嶺市長が見えると、こっちがおいしいよ、ということで、名護の泡盛「國華」に。


まだビンにかなり残っていたので、お開きの際にホテルに持ち帰りました。が、どこで聞きつけてきたのか、ドアをノックする音。
結局、二人で飲み干しました。せっかく持って帰ろうとしたのに(実は一人で飲もうと思ったのです)。空港の売店では見つかりません! 残念!