千葉公園を出て千葉都市モノレールに沿って北上します。この道がかつての線路跡。モノレール「千葉公園」駅の道路を渡って東側に行くと、そこにもいくつか「鉄道連隊」の痕跡が残されています。

記念碑のそばにある「鉄道隊駐屯の跡」という小さい石柱

また奥の方に置かれた祠は連隊の営庭の片隅にあったものである、という

少し南に行ったところにある「椿森公園」には、「将校集会所」の築山がそのまま残っているとのことで、その小高い広場に行ってみたが、特に痕跡なし。説明板もなし。
椿森公園のすぐ隣には、

この事務所と隣のJT敷地が「千葉連隊区司令部」跡地。司令部は「千葉県下の徴兵、動員、召集、在郷軍人の指導等を行っていた」そうである。当時の門柱がそのまま使われているらしい。

この周辺地域は、閑静で整然とした住宅地。

この住宅の、あるおうちの表札に「川上操六」とあったのには、びっくり!。一瞬、見間違えたのかもしれませんが・・・。
「川上操六」といえば、桂太郎、児玉源太郎とともに、「明治陸軍の三羽烏」とされ、「参謀本部」システムを作った軍人。司馬遼太郎の「坂の上の雲」にも登場する。写真を撮るのを怠ったのが、失敗!



「千葉公園」付近。頭上にモノレールの橋脚がある道路から左に入った道がかつての鉄道線跡。

ここから「競輪場」の脇を通って、現在の「千葉経済大学」「附属高校」までが路線跡。次回はこの探索。