降り始めた雪。
あっという間に。
昨日、1月5日は二十四節気のうち、「小寒」。
今日の東京は、雪模様になっています。寒さも一段と厳しい。5㎝くらい降り積もる予想だとか。
南岸低気圧が八丈島付近を通過する位置で、雨になるか雪になるかの違いがあるそうですが。
気象予報士でも判断が迷うらしい。
ちなみに、一昨日までの予報では今日は「晴れ」でした。
雪のため、夕方の帰宅時、交通機関は乱れそうです。
さて、「小寒」は、冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒の中間。いわゆる「寒の入り」となるわけです。
そして、小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、これから冬本番を迎えます。
剣道や柔道などの「寒稽古」や「寒中水泳」が行われるのは、この「寒」の時季。
これらは恒例の行事ですが、70年以上昔、近所の「中川(放水路)」で寒中水泳が行われ、抜手(ぬきて)などの泳法や扇子に文字を書く泳ぎを見て驚いた記憶があります。今では考えられないほど。
寒が明けると「立春」(2月4日)。その前日が「節分」。
「七十二侯」では、
・初侯 1月5日〜1月9日頃
芹乃栄 せりすなわちさかう
春の七草のひとつである芹(せり)が生えだす頃。
・次侯 1月10日〜1月14日頃
水泉動 しみずあたたかをふくむ
地中で凍っていた泉の水が溶け、動き出す頃。
・末侯 1月15日〜1月19日頃
雉始雊 きじはじめてなく
雉の雄が雌へ求愛のため鳴きはじめる頃。
「大寒」は、20日ですから、いよいよ冬本番ということに。北国ではとっくに冬本番でしたが、東京もいよいよ。
明日1月7日(金)は、「七草」。1月11日(火)は、「鏡開き」。この風習はまだまだ残っています。
降り出した雪の中を。
午後4時過ぎの「スカイツリー」の風景をまとめて。