「海から0.50㎞」の表示。「ミロツ鼻跡」碑の裏の岸壁に「ゼロ」表示があったようです。
この岸壁には小型船が停泊しています。
「銚子漁港 第1卸売場」。
通りには「鮪蔵」など新鮮な魚を扱うお店が並んでいます。
銚子と言えば、「醤油」も大事な地場産業。
(「ヒゲタ醤油」の商標。)
(「ヤマサ醤油」の商標。)・・・
港近くの公園に。
その公園に「濱口吉兵衛」の銅像。
ヒゲタ醤油社長濱口吉兵衛は、1910年(明治43)3月の海難事故の遺族の訴えに心を動かされ、漁港整備を決意し、1920年(大正9)に衆議院議員になりました。その後、1925年(大正14)から銚子漁港の整備事業を開始しました。
銚子と醤油との関係は、別の機会に。
「母子河童像」。
むかし、大新河岸に母子河童が住んでいて、利根水運の繁盛と船や河岸で働く人達を水難から守ってくれた。河童はきれいな水にしか住まないという。人と河童が共生できる水の環境づくりとふるさと銚子の町おこしを祈念して、この像を建立する。
平成7年9月吉日 銚子市・銚子かっぱ村
漁船の整備をする漁師達。
銚子大橋。
橋の長さと利根川の川幅の広さにビックリ。
対岸(波崎)。波が高い。
「河岸公園」へ。
「銚子鳥獣保護区で観られるさまざまな鳥たち」
ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、コアジサシ、ウミウ、クロサギ・・・。
水揚げ中はたくさんの鳥が近づくのでしょうが、今はウミウ、ユリカモメなどが飛んでいます。
「銚子大橋と利根川」。
日本最大の流域面積をもつ利根川は、別名を「坂東太郎」といい、群馬県北部の大水上山に源を発し、関東平野を貫流して銚子市から太平洋に注いでいます。その延長は322㎞で、日本で2番目の長さです。その利根川河口に昭和37(1962)年に対岸の茨城県波崎町(現神栖市・かみすし)とを結ぶ銚子大橋が架けられました。延長1450mは川面に架けられた橋では日本一の長さです。現在は、斜張橋(ハープ橋)に架け替えられ、観光スポットとなっています。
※「神栖市」=東は太平洋(鹿島灘)に面し、南は利根川(常陸利根川)が流れる。かつては広大な面積の池「神之池(ごうのいけ)」があったが、現在は鹿島開発のため一部を残して大部分が埋め立てられている。
対岸を望む。
上流方向を望む。
ハープ橋。
利根川の川面。対岸がはるか彼方に。
2010年代のようす。
利根川の北が神栖市波崎漁港、南が銚子市銚子港。左に「銚子大橋」。