4月10日(土)。快晴。再び熊谷駅に降り立ちます。
熊谷桜堤。すっかり桜も散り、葉桜へ。「三日見ぬ間の桜」という表現がありますが、わずか一週間でこのように。
一週間前の人混みもいつの話しやら、人出もなく静かな堤に。河川敷のグランドでは賑やかな歓声が聞こえてきます。
澄んだ空です。
「荒川大橋」。
「村岡の渡し船」は、大里郡熊谷宿と同郡村岡村(現熊谷市)を結ぶものでありましたが、明冶42年(1909)荒川大橋の完成によって廃止されました。渡し船は人馬を対岸へ渡す船であり、渡船場に配備されていました。江戸時代には、江戸の町を警備するためや川を往来する船の航行を妨げることのないように、架橋は控えられていました。そのために、渡し船は重要な交通手段になっていました。
現在、吉岡小学校の保管庫に馬船(馬を運ぶ船)1艘と歩行船(人を運ぶ船)2艘が保管され、荒川の交通の歴史を知る上で重要な資料となっています。
(この項「熊谷市」HP参照)
下流方向。おだやかな流れ。
上流方向。幅広くゆっくりと流れています。
右手に水位監視塔。
運動広場の脇を進みます。
新緑があざやか。
少年野球が盛んに。世話する方も。
左手の河川敷には農地が見えます。家庭菜園?
前方に農作業中の方が見えたので、行ってみます。
右手は「埼玉自動車学校」。
紫の花をたくさん付けた花が群生しています。
農作業をしている方にお聞きしたら、「花大根です。」と。こちらはど素人。「大根ができるのですか? 」。笑われてしまいました。菜の花と同じアブラナ科の多年草のようです。「この先にもけっこう咲いてますよ。」と。
何人もの方が農作業中。
こちらでは「大根」を。
梅の花のようです。
川沿いの道に戻ります。
許可を得て農地としているのかはさだかではありませんが、けっこう小さな畑が点々と。
ここにも「花大根」が。
これは「タラ」の木。「タラの芽」は最高の食材。
勝手に取ってはいけない! もの。でも、取る時期は過ぎているようです。
かつて、どういうわけか職場の玄関脇に、一本植わっていて、新芽が出るといつの間にか無くなっていました。
(「タラの芽は山菜の王様!おいしく季節感を味わおう! | DELISH KITCHEN https://delishkitchen.tv 」HPより)
この先、道筋に何本もあります。自然に生えてきたものとは思えませんが。
と、今日、岐阜からタラの葉(?)が送られてきました。
これも美味しいらしい。天ぷらにして食しました。ほろ苦い味と香りが絶妙です。
この前は、「フキノトウ」を送ってもらい、食する機会がありました。