明治以降、たびたびの水害で園内は荒廃。
明治中期のようす。「百花園」付近。取り立てて庭園らしいものは見当たりません。
さらに昭和20年の東京大空襲で壊滅的な被害を受けました。取り壊された建物もありました。
これがその一つ。「桑の茶屋」跡。明治時代、上野の博覧会で使用された二階建ての建物。桑の木で作られていたので「桑の茶屋」と呼ばれていました。取り壊されてしまいましたが、「欄間」は、「御成座敷」にあります。
建物があった当時の面影を残す縁石。
そこからスカイツリーを望む。
「イチョウ」。説明板にある写真の位置から、かつて茶屋の脇にあったイチョウと思われる。樹齢から「大空襲」で焼失した跡に育ったイチョウかもしれない。もし空襲で生き残ったとすれば、貴重な証言を残す木ということになるが・・・。
目の前の池。
池の周囲にも木々の花。
落ち着いた静かな雰囲気。
池をはさんで、「桑の茶屋」跡を望む。

さらに昭和20年の東京大空襲で壊滅的な被害を受けました。取り壊された建物もありました。







