今日は、二十四節気のうち「小雪(しょうせつ)」。冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味。
東京は、先週からぐっと冷え込んでいます。雨は降らないようですが。冷え込みは一段と。
立冬から数えて15日目ごろ。北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。陽射しが弱くなり紅葉が散り始めるころで、いちょうや柑橘類は黄色く色づいてきます。次第に朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、冬支度に入る頃。
「七十二侯」では、
初侯 11月22日〜11月26日頃虹蔵不見 にじかくれてみえず
曇り空が多くなる頃。陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしまいます。
次侯 11月27日〜12月1日頃朔風払葉 きたかぜこのはをはらう
冷たい北風が、木々の葉を落とす頃。朔風とは北風のことです。地面いっぱいに広がる落ち葉と、葉を落とした木々は冬の景色の象徴であり、季節の移り変わりが感じられます。
末侯 12月2日〜12月6日頃橘始黄 たちばなはじめてきばむ
橘の実が黄色くなっていく頃。橘とは柑橘のことで、古くから日本に自生していました。常緑植物であることから「永遠」を意味するとされ、不老不死の実だといわれていたようです。
(この項、「暦生活」HPより)
隅田公園などは、12月中旬くらいの季節感。
※現在、隅田公園は池を中心に大改修工事中。写真は、数年前のもの。
向島百花園も冬支度。
カリン。
和名「カリン」は、材の木目が三味線の胴や竿、座卓に使われる唐木の花櫚(かりん、花梨とも書く)に似ているので名づけられたものである。(「Wikipedia」より)
すっかり日の暮れるのが早くなりました。「つるべ落とし」という感じ。
※写真は、2020年12月。
以下はある日の戯れ言。
急に寒くなりました。
ついこの間まで、ワイシャツ一枚でよかったのにね。
もう薄手のジャンバーでは寒~い。
ついでにズボンも厚手のものに。
一週間前は夏のズボンだったのにね。
そうそう、遂にコタツも登場。
この間はクーラーをつけていたのにね。
どうなってるでしょ、最近の気候は。
三寒四温。行きつ戻りつ。
春先もそういう言葉もなくなって。
けれど、
秋だけは「つるべ落とし」という表現が
かえってぴったり。
一年が急に暑くなって、急に寒くなって。
春。秋。何だか肩身の狭い季節になったような。
夏ばかりがでかい顔しています。
春を早く追い出し、秋の出番をくい止めてと
昔は6・7・8月。今は5・6・7・8・9・10月
ともう6ヶ月のロングランとなって
夏こそが我が物顔で
日本を席巻しています。
日本の四季は二季に変わってしまって・・・。
日本の学校では
三学期制が二学期制にとって変わられ
どこもかしこも
小学校から高校まで
二期制でなければ学力低下とばかり
大流行したのはいつだったか。
今や思うように伸びず、
いつしか三学期制に戻すところも
増えてきたらしいのに。
季節だけは二期制に。
それもこれもデジタル化。
○か×かの二項発想。
季節もついにこうなりました。
やはりこれも温暖化現象というヤツですか。
電車も涼しい風から
急に暖かい風に切り換えて。
人間はそう簡単に切り換えられない。
アナログ型人間は
もう世の中の変化についていけません。
ファジーがホントは
身体にも心にもいいはずなのに。・・・