回から「上信電鉄上信線」編。高崎駅~下仁田駅。8月25日(金)。快晴。
JR「上野」から「高崎」まで。在来線で約2時間。ここから乗り換えます。
帰路の途中、世界遺産に登録された「富岡製糸場」の最寄り駅「上州富岡駅」で下車する予定。
「鉄道むすめ 富岡しるく」さんがお出迎えです。
1895年(明治28年)に上野鉄道(こうずけてつどう)として設立され、1897年(明治30年)に開業し、同年中に高崎 - 下仁田間が全通した。現存する日本の私鉄路線のなかでは、南海電気鉄道(阪堺鉄道)・伊予鉄道・西武鉄道(川越鉄道)についで4番目に開業しており、法人として存続する東日本最古の私鉄でもある。古くは高崎の地元資本に加え、三井財閥の資本も設立に関わった。
さらに下仁田から余地峠を越えて佐久鉄道(現:JR東日本小海線)羽黒下駅まで延伸する計画を立て、1921年(大正10年)8月25日に上信電気鉄道へ社名変更した。当該区間の工事と路線営業のための免許を取得したが、世界恐慌により頓挫。中込方面へのバス路線を開設しただけで(後に廃止)、鉄道の延伸は実現しなかった。
※「上野(こうずけ)国」
現在の群馬県のほぼ全域を占めた旧国名。 律令制下で 東山道 に属す。「延喜式」( 三代格式 )での格は大国(たいこく)で、京からは遠国(おんごく)とされた。 国府 は現在の前橋市元総社町、国分寺は高崎市 と前橋市の境におかれていた。
(この項、「Wikipedia」より)
(「」より)
創業時、「上信電鉄」の軌道は狭いものでした。
過去の軌間 762 mm (2 ft 6 in)このように狭い軌道を《ナローゲージ》と言います。
※「ナローゲージ」=「特殊狭軌」
鉄道における線路のレール間隔をあらわす軌間が、標準軌の1,435 mm(4フィート8+1⁄2インチ)未満のものを指す。
現在、国内に残るナローゲージ(特殊狭軌)は、三岐鉄道北勢線(三重県桑名市・いなべ市)、四日市あすなろう鉄道の内部線・八王子線(三重県四日市市)、そして黒部峡谷鉄道本線(富山県黒部市)の3社4路線のみ。
※「四日市あすなろう鉄道内部線」には、旧東海道歩きで乗りました。
・・・
バスよりも狭い? 車内のようす。
軌間762mmという特殊狭軌の軽便鉄道として建設され、現在も当時のままの軌間で運行されています。
「四日市」駅に到着の電車。
・・・
現在は、標準軌に。上毛電鉄と同様、電化路線。
待合室(現在使用中止)。
かつて使用していた客車を活かした施設。貴賓室風。
この惹句は? 高崎駅に戻ってきて理解しまた。
出発です。