写真は、昨年1月6日のものを再掲。
今日、1月6日(金)は二十四節気のうち、「小寒」。
♪おおさむこさむ
山から小僧が泣いてきた
※この「泣いてきた」の歌詞については、「やってきた」、「飛んできた」など、微妙に異なる歌われ方が存在するようです。
また、お天気用語では、「大寒」、「小寒」は、「だいかん」「しょうかん」と読みます。
さて、少し前までは、「ことによると、6日夜から7日朝にかけて、雪模様に」という予報でしたが、むしろ晴れが続き、「乾燥注意報」が出るくらい。そして、来週は、初春のようなお天気になる、とか。・・・
さて、「小寒」は、冬至 から数えて15日目頃、冬至 と「大寒」の中間。いわゆる「寒の入り」となるわけです。
そして、小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、これから冬本番を迎えます。
剣道や柔道などの「寒稽古」や「寒中水泳」が行われるのは、この「寒」の時季。
「年賀状」を出しそびれたり、返事を書く場合は、「寒中見舞い」となります。
これらは恒例の行事ですが、70年以上昔、近所の「中川(放水路)」で寒中水泳が行われ、抜手(ぬきて)などの泳法や扇子に文字を書く泳ぎを見て驚いた記憶があります。今では考えられないほど。
寒が明けると「立春」(2月4日)。その前日が「節分」。
「七十二侯」では、
・初侯 1月5日〜1月9日頃
芹乃栄 せりすなわちさかう
春の七草のひとつである芹(せり)が生えだす頃。
・次侯 1月10日〜1月14日頃
水泉動 しみずあたたかさをふくむ
地中で凍っていた泉の水が溶け、動き出す頃。
・末侯 1月15日〜1月19日頃
雉始雊 きじはじめてなく
雉の雄が雌へ求愛のため鳴きはじめる頃。
「大寒」は、20日ですから、いよいよ冬本番ということになるはずですが。はたして?
明日、1月7日(土)は、「七草」。
1月7日 。「人日(じんじつ)」の節句に、 春の七草を 「七草粥(ななくさがゆ)」として、食べる習慣があります。
『せり・なずな ごぎょう・はこべら・ほとけのざ すずな・すずしろ はるのななくさ』
1月11日(水)は、「鏡開き」。
次の写真は、去年の1月6日。けっこうな雪模様に。印象深い午後でした。
降り出した雪の中を。
午後4時過ぎの「スカイツリー」の風景をまとめて。
さて、こうした雪模様をちょっと期待し、スカイツリーや隅田公園まで写真を撮りに、といきたいのですが。
本格的な寒さは「大寒」頃まではなさそう? さらに雪は・・・。
※二十四節気の解説等は、「暦生活」HPより。