土手沿いに桜並木が続きます。
解説板。
地元の方の環境整備の熱意を感じます。
亀が悠々と。
「大落古利根川リバーウォーキング」。
距離が示され、目安になって助かります。
「堂面橋」。
その先に、「かがり火公園」。
遊歩道から下流を望む。
上流方向。
釣りをする人がテラスに腰掛けて。
解説板。高浜虚子の句 藻刈り舟 つなぎ上りし 昼餉かな
※「藻刈り舟」=藻を刈るために用いる小舟。季語は夏。
同じく 泳ぎ児や 河童のごとく 藻をかぶる
さらに、この付近にあった「堂面の渡し」の解説が。
『武蔵国郡村誌』の埼玉郡向畑村の項には「耕作渡 村道に属し村の東方 古利根川の下流にあり 渡船一艘 私渡」とあります。昭和30年(1955)の初代堂面橋架橋まで営業していました。また、堂面橋周辺は、大落古利根川沿いの桜並木と富士山、川面に映る夕焼けといった良好な景観が望めるポイントとなります。
また、松伏町の名の由来や特色の解説も。
(由来は省略)・・・江戸川、中川、大落古利根川の3本の河川が流れ、春には川辺がからし菜や桜で彩られるほど、多くの自然が残っています。町の北部と南部に広がる水田、点在する屋敷林といった貴重な田園風景が町の景観のとくしょくとなっています。・・・
この付近の今昔。
1880年代のようす。渡し場がある。
ただし、街道等の渡しではなく、上記にもあるように耕作地への行き来に利用されたもののようだ。
2010年代のようす。
三角形のところが「かがり火公園」。
大河の趣。
「始点(中川合流点)から6㎞」。
その先に、古い距離標(「6.2K」)。
先に進みます。
右手に旧土手。
新旧土手の間に水田。
緑道が続きます。たまに散歩する人たちと行き違う。
木製の小舟が一艘、川面に。
まだ現役のような印象。これで行き来するのでしょうか。
緑道のすぐ脇にも畑地。
春日部市に入ります。