「新前橋」駅下車。徒歩で「利根川」河畔に。対岸は、「群馬県庁」の高層ビル。
下流には「群馬大橋」。
グランドを眼下に見て進む。
正面の橋は、「中央大橋」。
対岸は、「ヤマダグリーンドーム前橋」。
「中央大橋」。
前橋公園の中から架橋されており、競輪が開催されるグリーンドーム前橋への利用者の利便のため、橋と下の道路を結ぶ歩道が付けられている。また、大手町側の樹齢約100年のケヤキ並木を、当時の群馬県知事神田坤六が「市内の自然景観を保護してほしい」と陳述し、知事公舎の用地を削る形で取り付け道路が付けられたため、橋が途中でカーブしている。(「Wikipedia」より)
木々の間からの利根川。
木洩れ陽の下を進む。歩く人、多し。
明るい日差しの道へ。
見上げると、赤紫の実を付けた木。何という名の木?
「大渡橋」。背後は赤城山。
「大渡緑地 河川敷グラウンド」。
大渡橋(おおわたりはし)
群馬県前橋市総社町総社と同岩神町の間の利根川に架かる群馬県道6号前橋箕郷線の橋で、日本百名橋に選ばれた。 今日の橋は3代目にあたり、左岸側には萩原朔太郎の詩碑、右岸側には緑地がある。(「Wikipedia」より)
大渡橋
ここに長き橋の架したるは かのさびしき惣社の村より 直ちよくとして前橋の町に通ずるならん。 われここを渡りて荒寥たる情緒の過ぐるを知れり 往くものは荷物を積み車に馬を曳きたり あわただしき自轉車かな われこの長き橋を渡るときに 薄暮の飢ゑたる感情は苦しくせり。 ああ故郷にありてゆかず 鹽のごとくにしみる憂患の痛みをつくせり すでに孤獨の中に老いんとす いかなれば今日の烈しき痛恨の怒りを語らん いまわがまづしき書物を破り 過ぎゆく利根川の水にいつさいのものを捨てんとす。 われは狼のごとく飢ゑたり しきりに欄干らんかんにすがりて齒を噛めども せんかたなしや 涙のごときもの溢れ出で 頬ほにつたひ流れてやまず ああ我れはもと卑陋なり。 往ゆくものは荷物を積みて馬を曳き このすべて寒き日の 平野の空は暮れんとす。 (萩原朔太郎『純情小曲集』より)左手に「大渡自動車学校」。
高台(河岸段丘)の住宅。
対岸は、「正田醤油スタジアム群馬」。
2010年代のようす。「大渡橋」付近。
1880年代のようす。橋はない。