「堀切避難橋」。
地震災害時に避難するための橋が「綾瀬川」に架かっています。現在は、河川敷のグランドや広場に向かうためにけっこう重宝されています。
下流方向を望む。
上流を望む。
綾瀬川沿いには「首都高中央環状線(C2)」。遠くに「堀切JCT」。
土手上がサッカー応援のギャラリー。
その先は、芝生の広場。「堀切水辺公園」へ。
「綾瀬川」には、大きな水門の施設。
「堀切菖蒲水門」解説板。
中川の逆流を防ぎ、綾瀬川の効率的な排水を可能にしています。
荒川の水が綾瀬川に逆流することを防ぐため、綾瀬水門を閉じて行き場を亡くした綾瀬川の水をポンプにより荒川に排水していました。しかし、中川からの水まで逆流させてしまうことがあり、ポンプ排水が効率的にできないことがありました。平成3年9月の台風18号では、綾瀬川流域で家屋22,700戸に及ぶ被害がありました。このため、堀切菖蒲水門をつくり中川からの逆流を防ぐことによって、綾瀬川の効率的な排水が可能になりました。
仕組みなど詳細な説明はありません。
上部はにユニークな形状の管理棟。
竣工20年後の2017年に内部の公開があったようです。その時の記録が以下のHPに掲載されています。
[大人の堀切] “普段入れない”堀切菖蒲水門の内部をお見せします!~完成後20周年記念イベント~オトカツの日常(SINCE2015) ... - OTOKATSURADIO otonano-katsushika.blogspot.com › 2017/06
水門の構造は、「二段式ローラーゲートシェルタイプ」という。
水面部分が円筒形で、建物の上部にも同じような「伊達巻きかまぼこ」のようなものがあります。ローラーで巻き取る構造だそうです。
公開の機会があったら、ぜひ見学したいものです。
河川敷は「家庭菜園」風。
風は冷たいですが、川面の日差しは穏やか。
そこから「堀切菖蒲水門」を望む。
菖蒲畑。「堀切菖蒲園」の分園?
以前、「堀切菖蒲園」を訪れた時の写真。
かつてはこの周辺にはいくつか「菖蒲園」があったようです。
(「今昔マップ」より)
歌川広重画