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Channel: おやじのつぶやき
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JR内房線「木更津」駅~「青堀」駅。その5。「内房線」鉄橋。民芸車屋。上野塚(うわのつか)古墳。(「房総往還」をゆく。第5日目。)

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                           「小糸川人見取水堰」。
                          

 小糸川は、房総丘陵に源を発し君津市のほぼ中央を流れ東京湾に注いでいます。特に上流は美しい森と豊かな水で知られています。小糸川では釣りなども楽しめます。
    上流付近。(この項、「千葉県公式観光物産サイト」HPより)

川沿いを進みます。

新日鉄・住金(現「日鉄」)小糸川取水場。

    君津製鉄所工業用水の取水場になっているようです。

その先に「内房線」の鉄橋が見えます。  

 
                                  橋脚部分の煉瓦と石造りが魅力的。  

ガードをくぐり、「国道16号線(「東京環状道路)」に合流します。

「国道16号線」を「青堀」駅方向に進みます。

この付近の今昔。
   
1880年代のようす。○が合流点。


2010年代のようす。○が合流点だが、少し北に寄っている。赤い道路が16号線。

左手にある「山車車輪専門 民芸車屋」。

 
上総荷車。                                  見事な車輪。

上総荷車
伝統の裏に隠された卓越の技術!
数十年前まであちこちで見られた荷車や大八車はいつの間にか姿を消しました。
それに伴い、元々本物の荷馬車造りの職人だったご主人・坂井さんの元には神輿の山車の注文が殺到し始めました。
坂井さんは他に鍬の柄も作るほど、器用な方なのです。
(この項、(2003年4月12日放送分)より)

                       

「青堀駅入口」交差点に到着。

右手にこんもりした丘が。
                          前方後円墳の墳頂部分のようです。

 富津市の青堀駅前のロータリー横にある古墳が上野塚古墳(うわのつかこふん)。前方後円墳11基、方墳7基、円墳29基の計47基の古墳が確認される内裏塚古墳群(だいりづかこふんぐん)の1基で、帆立貝型の前方後円墳。5世紀末頃築造で、内裏塚古墳群のなかでは最北、もっとも海岸線近くに位置しています。
 内裏塚古墳群は、上総西部の有力首長とその配下の首長を葬る古墳群で、上野塚古墳もその首長墓。
 墳丘長44.5mで、前方部が短い帆立貝形になっています。
 駅前ロータリー再開発の際、昭和56年、昭和62年に発掘調査されていますが、その後大部分が削られてしまっていて、現存するのは後円部の半分弱ほどと前方部のごく一部の残丘のみ。
 周溝からは古式の土師器と須恵器が出土し、出土した遺物から内裏塚古墳に次いで古い古墳(5世紀末)だということが判明しています。
 青堀駅のロータリー側は道路によって削られてコンクリート壁となっていますが、その壁部分に内裏塚古墳、九条塚、稲荷山古墳の墳丘実測図や須恵器、土師器などが描かれた陶板がはめ込まれています。
 また古墳の墳丘下からは古墳時代前期の集落跡・上野遺跡(うわのいせき)が発見され、愛知県濃尾平野一円など東海地方西部の特色を示す土器(S字状口縁甕)が出土し、古代の海上交通を掌握した首長だったこと、海上からも墳墓が眺望できる「古代のランドマーク」だったことが推測できます。
 上野遺跡出土のS字状口縁甕から、伊勢湾沿岸からの移住民という可能性すら生まれています。
(この項、「」HPより)

 この「伊勢湾沿岸からの移住民」という説に興味が。



                   

 
                                 解説板


駅前ロータリー。

「青堀駅」。素朴さがあって、よし。
 但し、都会のようにエレベータやエスカレータなどはなく、改札からホームへは階段での上がり下り。



海岸方向を望む。

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