※「精華公園内ビオトーブ」に設置された、ペットボトルを再生利用してつくられたベンチ。
復興小学校に併設されていた「復興公園」の現状をもう少し。
《精華公園》
道路をはさんだ北側に「蔵前小学校」校舎。
平成15年4月、精華小学校、小島小学校、済美小学校の統合により、「精華小学校」の跡地に「台東区立蔵前小学校」として開校。「蔵前小」のHPには、統合、発足後の歴史のみが載せられています。
「精華小」。その前身「戸田小学校」時代には、少年時代の夏目漱石が、わずかの期間ですが、養父塩原昌之助宅から通った小学校でもあったとのこと。
「戸田小学校」。精華小学校の前身で、当時寿町にあり、明治7年創立の第八番小学校。その後明治21年に北富坂町に移転。翌22年精華小学校と改称。
1874(明治7)年創立の学校ですから、そのまま存続していれば、創立140周年にもなろうかという、台東区内でもかなり古い小学校ということになります。三校の統合により、まるっきり別の学校、地名のままの「蔵前小学校」となりました。ちょっぴり残念な気がします。「精華小」卒業生は忸怩たる思いがあるのでは。もちろん、小島小、済美小にとっても同じことですが。
「小島小校舎」は、いまでも現役の建物として再活用されています。「済美小」は、「台東区認定こども園・ことぶきこども園」として利用されています。
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(「ことぶきこども園」HPより。)
「蔵前小学校」。新築の校舎。
その南側にある「精華公園」。校名の「精華」はなくなりましたが、この公園の名として残っています。
公園中央広場。広いスペースの公園。
藤棚。
公衆トイレ。屋根に注目!
大きな砂場。今まで見た中で、一番大きい。中には、木製の工作物。
遊具。
この公園の特徴は、ビオトーブ。このビオトーブは公園に隣接する環境ふれあい館「ひまわり」が運営しています。ビオトープとは「野生の生き物が生息する環境」のこと。小さな水辺の周りを植物がかこっている。「小さな自然」観察園、という趣。
入口の案内板。
ささやかな空間。植物も20種以上、水辺の生き物もいくつか、無農薬の田んぼづくり、などエコの取り組みも含めて多彩な取り組みがされているようです。
《田原公園》
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地下鉄「田原町」駅の近く。浅草の繁華街からそう離れていないところにある「田原小学校」の南側。
なかなか見栄えのいい、しゃれた校舎。
ところが、大半を校庭にとられて、実に小さな公園となっていました(戦前からこんじまりとした公園になってはいましたが)。校庭との大きい出入口があります。
コンクリー製の大きな柱が何本か立っている?
校庭の中には、「藤棚」。建設当時のコンセプトは残っていました。
狭い公園。遊具も、ささやか。足下は、一面、砂場。これはアイデアもの。
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1970年代のようす。(「同」より)コの字型の校舎が大きく変わりました。
復興小学校に併設されていた「復興公園」の現状をもう少し。
《精華公園》


平成15年4月、精華小学校、小島小学校、済美小学校の統合により、「精華小学校」の跡地に「台東区立蔵前小学校」として開校。「蔵前小」のHPには、統合、発足後の歴史のみが載せられています。
「精華小」。その前身「戸田小学校」時代には、少年時代の夏目漱石が、わずかの期間ですが、養父塩原昌之助宅から通った小学校でもあったとのこと。
「戸田小学校」。精華小学校の前身で、当時寿町にあり、明治7年創立の第八番小学校。その後明治21年に北富坂町に移転。翌22年精華小学校と改称。
1874(明治7)年創立の学校ですから、そのまま存続していれば、創立140周年にもなろうかという、台東区内でもかなり古い小学校ということになります。三校の統合により、まるっきり別の学校、地名のままの「蔵前小学校」となりました。ちょっぴり残念な気がします。「精華小」卒業生は忸怩たる思いがあるのでは。もちろん、小島小、済美小にとっても同じことですが。
「小島小校舎」は、いまでも現役の建物として再活用されています。「済美小」は、「台東区認定こども園・ことぶきこども園」として利用されています。




その南側にある「精華公園」。校名の「精華」はなくなりましたが、この公園の名として残っています。





この公園の特徴は、ビオトーブ。このビオトーブは公園に隣接する環境ふれあい館「ひまわり」が運営しています。ビオトープとは「野生の生き物が生息する環境」のこと。小さな水辺の周りを植物がかこっている。「小さな自然」観察園、という趣。


《田原公園》

地下鉄「田原町」駅の近く。浅草の繁華街からそう離れていないところにある「田原小学校」の南側。






