「YouTube」で発見した、痛快な作品、といってもジャンルはポルノ。「MONELLA」は、イタリア語で「悪漢」。英語吹き替え?版では「FRIVOLOUS LOLA」(軽薄なローラ)。英語版で視聴しました。
《あらすじ》
The story takes place in northern Italy in the 1950's. Lola and Masetto is about to get married. Masetto wants to keep Lola as a virgin until they are married. But Lola is impatient to remain in chastity until the wedding night. She wants to be sure that Masetto is a good lover, before she commits herself into marriage. She does everything to trick Masetto into breaking the moral tradition.
《批評》
There are a lot of people who get turned on by voyeuristic shots - shots of the vagina from the rear, transparent clothing etc. Tinto Brass is the ace director for such movies. Monella is full of such shots. Lots of people think that his movies are nothing but XXX, I differ in their opinion.
All of us enjoy sex; priests and human rights people have made sex a taboo, so the general public think that showing such movies is not good to the society. In reality, it's the image that is present in people's mind. If the open up and think about this in the director's point of view, they will enjoy this movie to the fullest.
Tinto Brass had vision, he knew people are turned on by such movies and he directed it to such perfection that you will be his ardent fan,
I find all of his movies fascinating- 'caligola', 'le chaive', 'monella' etc...
Tinto is a great director, almost upto the ranks of Sergio Leonne who is famous for western spaghetti.
This movie is a must watch. Lola is an young women who is very horny. All she wants to do is to loose her virginity to her boyfriend, so that she can go about have sex with others and enjoy life. The whole movie is about her escapades.
I love the clothing she wears in the movie, no bra, takes of her panty in almost every scene. Beautiful shots of her fabulous breasts and vagina. Really, Tinto has done a wonderful job on this one.
以上借り物のあらすじと批評でした。ですから引用文中の「I」は、私ではありません。念のため。(映像は、「YOUTUBE」より)
年寄りが鼻の下を長くして見る、というようなものではなく、あっけらかんとした映像にかえって圧倒されるほど・・・。
若い二人はパン屋で働いています。隙をみては抱き合う二人。でも、いつもローラの思惑通りにはいかない展開に。
積極果敢なローラ。戸惑う彼氏。
夢見るローラ。手がどこにあるのかはお楽しみ。
このシーン(けっこう長い)のバックに流れる曲が「ビー・バップ・ア・ルーラ/ジーン・ヴィンセント Be Bop A Lula Gene Vincent」 (1956)。一世を風靡した曲。プレスリーなどと共に、ビートルズなどロックンロールシーンに大きな影響を与えたロックンロールの名曲です。
Well, be-bop-a-lula, she’s my baby
Be-bop-a-lula, I don’t mean maybe
Be-bop-a-lula, she’s my baby
Be-bop-a-lula, I don’t mean maybe
Be-bop-a-lula, she’s my baby love
My baby love, my baby love
・・・
ジーン・ヴィンセント (Gene Vincent、1935年2月11日-1971年10月12日)は1950年代後半にアメリカ音楽文化を変えたロカビリーを代表するひとり。この曲は、今でも口ずさめる歌詞です。これがバックに流れているのですから、推して知るべし。懐かしいジュークボックスでのシーンなど、1950年代の時にはやった、開放的な音楽が流れる中でのローラの挑発が随所に。
オープニングとラストには人の良さそうなおじさんが指揮するブラスの音色が響く。イタリアらしい雰囲気の広場を行き交う人々。
結婚披露パーティ。青空の下、老いも若きも男も女も牧師さんも踊りに興ずる。
よりを戻す二人。
フラフープが登場したり、懐かしいツィストだったりして・・・。人々のおおらかな気質が軽快な曲に乗ってよく表れています。人間、いくつになってもこうでなくては・・・。
あれ、花嫁さんの下半身?
すかさずシャッターチャンスを逃さない。
映画の中で使用された曲。
・NON,JE NE REGRETTE RIEN
・IN THE MOOD
・LET'S TWIST AGAIN
・FOLLE BANDEROOLA
・NESSUNO
・VORRE ISAPERE PERCHE ・・・
他に主題歌「MONA MONELLA」。歌っているのは、主役のANNA AMMIRATI。
監督のティント・ブラスは、以前投稿した「THE KEY」の監督でもあり、イタリアポルノ映画界の大物。かのポルノ大作「カリギュラ'Caligula'」の監督としてつとに有名。この作品は、何だかのびのびと描いている印象。
『カリギュラ』(Caligula)は、1980年のイタリア・アメリカ合作映画。当時のペントハウス誌社長ボブ・グッチョーネが46億円の巨費を投じて製作した。表向きはローマ帝国皇帝カリギュラの放蕩や残忍さを描いた重厚な歴史超大作であったが、実態はハード・コア・ポルノである。 この映画の撮影はアメリカ映画協会(MPA)を通さず秘密裡に行われ、ニューヨークでは劇場を一館買い取って公開されて大ヒットを記録した。
なお、この映画が基となりカリギュラ効果という用語が作られた。
監督はイタリアのポルノ映画界の巨匠ティント・ブラス。主演はカリギュラ役のマルコム・マクダウェル、皇帝ティベリウスのピーター・オトゥールほか、サー・ジョン・ギールグッド、当時すでにシェイクスピア女優としての地位を築いていた演技派女優のヘレン・ミレンなど豪華キャストの上、脚本家にはゴア・ヴィダル、製作はフランコ・ロッセリーニという布陣であった。しかし撮影現場はトラブル続きで不協和音の連続だったという。後で付け加えられたハードなポルノ・シーンはボブ・グッチョーネがペントハウスのモデル達を使って別撮りしたとされ、主要キャスト陣は関わっていないという。それどころか、当初はこの作品がポルノになることは出演者たちには全く知らされてなかったという。・・・(以上「Wikipedia」による。)
この次はこれを観てみたい。ただ2時間以上の大作でエロ・グロ・残虐性にあふれていて、途中でギブアップする人もいるようですので、はたして・・・。そもそも「TSUTAYA」の普通のコーナーに置いてあるのかしら?
(付)カリギュラ効果とは、禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理のことである。一例としては、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなるなどの心理が挙げられる。
ローマ帝国の皇帝カリギュラをモデルにしたアメリカ映画『カリギュラ』が語源で、過激な内容のため、ボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いたことにちなむ。
この効果は、広告宣伝やテレビ番組でも利用されている。例えば、テレビ番組で、「ピー」などの効果音を付けて発言を聞こえなくしたり、モザイク処理をかけて映像の一部を見えなくすることにより、いっそう視聴者の興味をかき立てるなど。(以上、「Wikipedia」より。)
戯曲「夕鶴」(木下順二作)でも、機織りの姿を見てはいけないというのでかえって見てしまって女房が鶴になって去って行く、というのがありました。
明日明後日は、大型台風並の大荒れの空模様。泊まりがけで出かけます。この映画の主人公のように大粒の雨に濡れても素肌のままでいいような、そんな明るいようすの雨風ではなさそうです。
《あらすじ》
The story takes place in northern Italy in the 1950's. Lola and Masetto is about to get married. Masetto wants to keep Lola as a virgin until they are married. But Lola is impatient to remain in chastity until the wedding night. She wants to be sure that Masetto is a good lover, before she commits herself into marriage. She does everything to trick Masetto into breaking the moral tradition.
《批評》
There are a lot of people who get turned on by voyeuristic shots - shots of the vagina from the rear, transparent clothing etc. Tinto Brass is the ace director for such movies. Monella is full of such shots. Lots of people think that his movies are nothing but XXX, I differ in their opinion.
All of us enjoy sex; priests and human rights people have made sex a taboo, so the general public think that showing such movies is not good to the society. In reality, it's the image that is present in people's mind. If the open up and think about this in the director's point of view, they will enjoy this movie to the fullest.
Tinto Brass had vision, he knew people are turned on by such movies and he directed it to such perfection that you will be his ardent fan,
I find all of his movies fascinating- 'caligola', 'le chaive', 'monella' etc...
Tinto is a great director, almost upto the ranks of Sergio Leonne who is famous for western spaghetti.
This movie is a must watch. Lola is an young women who is very horny. All she wants to do is to loose her virginity to her boyfriend, so that she can go about have sex with others and enjoy life. The whole movie is about her escapades.
I love the clothing she wears in the movie, no bra, takes of her panty in almost every scene. Beautiful shots of her fabulous breasts and vagina. Really, Tinto has done a wonderful job on this one.
以上借り物のあらすじと批評でした。ですから引用文中の「I」は、私ではありません。念のため。(映像は、「YOUTUBE」より)




このシーン(けっこう長い)のバックに流れる曲が「ビー・バップ・ア・ルーラ/ジーン・ヴィンセント Be Bop A Lula Gene Vincent」 (1956)。一世を風靡した曲。プレスリーなどと共に、ビートルズなどロックンロールシーンに大きな影響を与えたロックンロールの名曲です。
Well, be-bop-a-lula, she’s my baby
Be-bop-a-lula, I don’t mean maybe
Be-bop-a-lula, she’s my baby
Be-bop-a-lula, I don’t mean maybe
Be-bop-a-lula, she’s my baby love
My baby love, my baby love
・・・
ジーン・ヴィンセント (Gene Vincent、1935年2月11日-1971年10月12日)は1950年代後半にアメリカ音楽文化を変えたロカビリーを代表するひとり。この曲は、今でも口ずさめる歌詞です。これがバックに流れているのですから、推して知るべし。懐かしいジュークボックスでのシーンなど、1950年代の時にはやった、開放的な音楽が流れる中でのローラの挑発が随所に。






映画の中で使用された曲。
・NON,JE NE REGRETTE RIEN
・IN THE MOOD
・LET'S TWIST AGAIN
・FOLLE BANDEROOLA
・NESSUNO
・VORRE ISAPERE PERCHE ・・・
他に主題歌「MONA MONELLA」。歌っているのは、主役のANNA AMMIRATI。
監督のティント・ブラスは、以前投稿した「THE KEY」の監督でもあり、イタリアポルノ映画界の大物。かのポルノ大作「カリギュラ'Caligula'」の監督としてつとに有名。この作品は、何だかのびのびと描いている印象。
『カリギュラ』(Caligula)は、1980年のイタリア・アメリカ合作映画。当時のペントハウス誌社長ボブ・グッチョーネが46億円の巨費を投じて製作した。表向きはローマ帝国皇帝カリギュラの放蕩や残忍さを描いた重厚な歴史超大作であったが、実態はハード・コア・ポルノである。 この映画の撮影はアメリカ映画協会(MPA)を通さず秘密裡に行われ、ニューヨークでは劇場を一館買い取って公開されて大ヒットを記録した。
なお、この映画が基となりカリギュラ効果という用語が作られた。
監督はイタリアのポルノ映画界の巨匠ティント・ブラス。主演はカリギュラ役のマルコム・マクダウェル、皇帝ティベリウスのピーター・オトゥールほか、サー・ジョン・ギールグッド、当時すでにシェイクスピア女優としての地位を築いていた演技派女優のヘレン・ミレンなど豪華キャストの上、脚本家にはゴア・ヴィダル、製作はフランコ・ロッセリーニという布陣であった。しかし撮影現場はトラブル続きで不協和音の連続だったという。後で付け加えられたハードなポルノ・シーンはボブ・グッチョーネがペントハウスのモデル達を使って別撮りしたとされ、主要キャスト陣は関わっていないという。それどころか、当初はこの作品がポルノになることは出演者たちには全く知らされてなかったという。・・・(以上「Wikipedia」による。)
この次はこれを観てみたい。ただ2時間以上の大作でエロ・グロ・残虐性にあふれていて、途中でギブアップする人もいるようですので、はたして・・・。そもそも「TSUTAYA」の普通のコーナーに置いてあるのかしら?
(付)カリギュラ効果とは、禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理のことである。一例としては、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなるなどの心理が挙げられる。
ローマ帝国の皇帝カリギュラをモデルにしたアメリカ映画『カリギュラ』が語源で、過激な内容のため、ボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いたことにちなむ。
この効果は、広告宣伝やテレビ番組でも利用されている。例えば、テレビ番組で、「ピー」などの効果音を付けて発言を聞こえなくしたり、モザイク処理をかけて映像の一部を見えなくすることにより、いっそう視聴者の興味をかき立てるなど。(以上、「Wikipedia」より。)
戯曲「夕鶴」(木下順二作)でも、機織りの姿を見てはいけないというのでかえって見てしまって女房が鶴になって去って行く、というのがありました。
明日明後日は、大型台風並の大荒れの空模様。泊まりがけで出かけます。この映画の主人公のように大粒の雨に濡れても素肌のままでいいような、そんな明るいようすの雨風ではなさそうです。