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Channel: おやじのつぶやき
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白坂宿~白河宿~女石の追分。その1。(「奥州街道」をゆく。第5日目。)

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 いよいよ「奥州街道」歩きも最終回。夕方から所用があるので、手際よく。ということで、出かけました。

 10月30日(日)。予報ではまずまずの天気、ということでしたが、雲が多く、肌寒い一日でした。「奥州街道」歩きでは、どうもカラッとした晴れには恵まれませんでした。那須もくっきりとは見えず、という具合。

 さて、「白坂」駅には在来線を乗り継いで午前10時少し前に着きました。前回の土曜日よりは駅前の広場には車がたくさん。降りた客は2名でした。元のところへ戻るのはロスタイムになるので、途中省略して駅前の道を直進して、「国道294号」へ出ます。白坂宿からの山間の道をカットしたわけです(ごまかしたわけです)。

 交差点からは「皮籠(革籠=かわご)」地区となります。
       

 この付近から東南にかけての地が上杉軍が家康軍との戦闘のために陣を敷いたところだそうです。

革籠原の防塁跡

 NHKの大河ドラマ『天地人』において、直江兼続が主君上杉景勝とともに、東征してくる徳川軍を迎え撃つための「決戦の場」と定め、慶長5年(1600)に防塁を築いた場所と言われています。
 この地に徳川軍をおびき寄せ、常陸の佐竹義宣とともに側面から攻撃し、徳川家康を討ち取るという用意周到な作戦でした。しかし、家康は栃木県小山より引き返し石田三成との関ヶ原の戦いに臨んだため、革籠原は「幻の白河決戦」の地となりました。
 この防塁跡は、中世の館跡の土塁の一部とも考えられていますが、上杉家の土塁の特徴である二重土塁構造で、堀幅についても上杉家が築いたものと合致するなど似かよる点が多いと考えられています。
 現存しているのは約370メートルですが、江戸時代の軍記物には数キロメートルにもわたって築かれたと記されています。

(以上、HPより)


注:大河ドラマ『天地人』
 2009年1月4日から同年11月22日まで放送されたNHK大河ドラマ第48作。原作・火坂雅志、脚本・小松江里子、音楽・大島ミチル、主演・妻夫木聡。
 主人公は、上杉景勝に仕えた上杉家の家老・直江兼続。
 ひたすら利のみを求める戦国時代に、「愛」を重んじ、「義」を貫き通した武将・直江兼続。主君・上杉景勝をはじめ、師と仰ぐ上杉謙信や友人・石田三成との深い係わりを主軸に、同時代に生きた戦国武将や妻・お船をはじめとする女性たちとの人間関係、利を求める社会において発生する格差など現代社会に通じる問題、といった様々なテーマを盛り込みながら、兼続の生涯を描く。(この項、「Wikipedia」参照。)

 上に「愛」の文字を据え付けた「兜」が話題になりました。

(10:18) 左手の角に「(伝)金売吉次三兄弟の墓」案内板。

左に曲り、その先、住宅街の左手に。

 林の中に三基の石塔があります。
    

市指定重要文化財(史跡) (伝)金売吉次兄弟の墓 
 三基の石塔は、中央が吉次、左が吉内、右が吉六の、いわゆる「金売吉次三兄弟の墓」と伝えられています。
 石塔は、白河石(安山岩質凝灰岩)で作られた宝篋印塔(ほうきょういんとう)ですが、後世に積み替えられたため、別種の石造塔の一部が混ざっています。紀年銘などがみられず、明確な製作年代は特定できませんが、製作技法の特徴から室町時代頃の建立と推定されます。
 承安4年(1174)吉次兄弟が砂金を交易して、奥州平泉と京都を往来する途中、ここで盗賊に襲われて殺害され、里人がそれを憐れみこの地に葬り供養したと伝えられています。また、後に源義経がここに立ち寄り、吉寺兄弟の霊を弔い、近くの八幡宮に合祀したと伝えられています。
 石塔の石囲いは、元治元年(1864)7月の建立です。この三基の石塔は、本来の形状を完全には留めていませんが、土地の人々から「 吉次様」の墓として信仰されてきた石造文化財です。

                     平成十六年 白河市教育委員会


    

    
 石仏が三基と「金売吉次古跡」の標石。           向かいには「二十三夜塔」。

路傍の石塔。遠くに北那須の山々。

(10:35)「一里段」バス停。

 地名から、この付近に「一里塚」があったようですが、現在は不明となっています。右先にコンビニ。

緩やかな坂を下って行きます。

                          稲刈りの終わった田んぼ。
    

「ため池」。  

(10:53)その先、前方が開けてくると、「旧道」は国道から右へ入って行きます。
    

一面、大豆畑。

ススキ。  

小さな集落になっています。

 芦野宿からここまで、「奥州街道」は山あいにある小さな集落を細い線で結びながら進んでいました。旧道を継承した「国道294号線」の整備は、そうした集落を通らず、ほぼ直線的につくったため、国道から外れたかたちで左右に集落が残り、旧道も残っているようです。

(11:11)再び国道に合流します。

旧道を振り返って望む。

すぐに「国道289号線」と交差します。左折すると新幹線の「新白河」駅に進みます。周囲はショッピングモールなど大型店舗が目立つ賑やかな通り。
「国道289号線」。正面が「新白河」駅方向。

奥州街道(「国道294号線」)はまっすぐ進み白河市街地に向かいます。

 (11:11)しばらく進むと、「稲荷山」にぶつかって、旧道は右折します。
 

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