福島県に入ると、若者など乗る人が目立ってきます。
しかし、右の窓側に座っている女性と男性(それぞれ別々ですが)は、そのまま。郡山まで向かうようです。
久慈川も緩やかな流れに。
久慈川沿いに「サイクリングロード」。
住宅が目立ってきます。
「磐城塙(いわきはなわ)駅」。
駅舎は、塙町コミュニティプラザと合築。円形の建物がいくつか連なった木造平屋建て。また、現駅舎の竣工より1年以上早く、1982年4月1日に開館していた塙町立図書館と一体化した形で接続されている。1995年度のグッドデザイン賞、第6回ブルネル賞(1996年)小駅部門奨励賞を受賞している。
駅舎。
※「ブルネル賞」鉄道関連では唯一となる国際デザインコンペティション。
1985年、欧米を中心とした世界各国の鉄道関連のデザイナー、建築家によって構成されるワトフォード会議によって創設された賞で、近年完成あるいはリニューアルされた鉄道関連のあらゆる分野のプロジェクトを対象に顕彰することを通じて、鉄道事業者の経営に対するデザインの効用の認識を高めるとともに、鉄道の社会的役割に対する一般の意識の向上を目的としている。
「塙町立はなわこども園」。
進行方向・左。
「田園地帯」へ。
「第十久慈川橋梁」で久慈川が右に移ります。
線路脇に製材所。
「近津(ちかつ)駅」。
福島県東白川郡棚倉町大字寺山字高瀬田にある。待合室があるのみ。1日の乗車人数は、30名以下。が、
若者が数人、乗車。
次の「中豊駅」との間、「第十一久慈川橋梁」を渡ると、久慈川は左にそれていきます。久慈川とはそこでお別れ。
ここで、「久慈川」についてのまとめ。
福島県および茨城県を流れる一級河川。久慈川水系の本流である。流路総延長527km。日本で有数の鮎の釣場として有名である。また、瑪瑙、赤瑪瑙、水晶がよく採れる川としても有名である。
福島県と茨城県の県境にある八溝山の北側斜面に源流を発する。八溝山地と阿武隈高地の間を南へ流れ、茨城県に入って大子町、常陸大宮市などを経て、日立市と東海村の境界から太平洋に注ぐ。
厳冬期、上流の山間部は日差しがあまり当たらないうえ放射冷却もあって一部が凍ることがあり、茨城県大子町辺りまでは川面を氷が流れ下る「シガ」という現象が見られることがある。
※「久慈」という地名は、『常陸国風土記』の記述に「古老のいへらく、郡より南近くに小さき丘あり。かたち、鯨鯢に似たり。倭武の天皇、よりて久慈と名づけたまひき」とあるのに由来するといわれている。
「磐城棚倉駅」。
福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字北町にある。白棚鉄道の駅として開業し、その後は鉄道省(国有鉄道)の水郡南線が乗り入れるようになった。1944年までは白棚鉄道の後身である白棚線の分岐駅で、戦後の現在はジェイアールバス関東のバス路線「白棚線」の連絡駅となっている。
※「白棚線(はくほうせん)」:福島県白河市の白河駅と同県東白川郡棚倉町の磐城棚倉駅を結んでいた運輸通信省の鉄道路線、およびこれを引き継いだジェイアールバス関東(JRバス関東)の自動車路線である。
1938年に借入営業を開始し白棚線となった。その後も設備投資の必要性から買収の請願は続けられ、1941年に買収が決定、正式に国有鉄道(鉄道省)の路線となった。しかし、太平洋戦争の激化とともに、1944年に不要不急線として休止され、レールなどが撤去された。戦後には復活も検討され、レールバスを運行する計画もあり、同線向けにキハ10000形気動車やDD11形ディーゼル機関車の設計製造も行われたものの、最終的に鉄道としての復活を断念し、線路敷を専用道路に転用してバス路線として運行されることとなった。
専用道路を走るバス。(番沢-温泉口 2009年9月撮影)
バス専用道区間はJRバス関東の私有地の敷地内を走っている。バス車両の安全な通行を確保するため、JRバス関東と福島県白河警察署では、バス専用道区間での歩行者・自転車・一般車の通行を禁止している。この区間はJRバス関東所有の私道であるため、違反者には罰則も適用される。バス以外の通行防止策として、一般道との交差部分や停留所近くの随所に、「一般車通行禁止」の看板が掲げられており、専用道との交差部分では、「一時停止」の標識や「バス専用道路あり」の補助標識が設置されている。このため、専用道と一般道の交差では原則としてバス車両が優先であり、一般道側からは一時停止が必要である(ただし例外として、松上 - 番沢間にある県道中野番沢線との交差部分、並びに国道289号への合流部分においては一般道側が優先となっている)。
(この項「Wikipedia」参照)
乗ってみたいバス路線です。
※今日は「鉄道の日」でした。そのいわれは?
明治5年(1872年)10月14日新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことを受け、平成6年(1994年)、その誕生と発展を記念し、毎年10月14日を「鉄道の日」と定めました。
鉄道が国民に広く愛され、その役割についての理解と関心がより深まることを願い、鉄道事業者、関係団体、国などが「鉄道の日」実行委員会を組織し、毎年多彩な行事を全国各地で実施しております。
なお、今年は、「鉄道の日」が制定されてから31回目を迎えます。(「国交省」HPより)