2月7日(金)。晴れ。寒し。
隅田公園の梅を観に行きました。6日の寒さが引き続き、けっこう寒い中での。でも、北風ではなくて幸い。
隅田公園はサクラで有名ですが、台東区側の北に梅が植栽されているところ=「梅めぐり散歩道」があります。
去年初めて訪問。今年はどうかな、と。少しずつ整備されているようですが。
上空の寒気で、飛行機雲が幾筋も。
満開に近い梅も。
バックにはスカイツリー。![]()
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見物客もほとんどいない。公園全体も少なそう。雷門界隈ははたして?
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正岡子規・句碑。![]()
雪の日の 隅田は青し 都鳥(明治廿五壬辰年)
『寒山落木』明治十八年ヨリ同二十五年マデ
明治十八年 夏郷里松山ニ歸ル○嚴嶋ニ遊ビ祭禮ヲ觀ル○九月上京
仝 十九年 夏久松定靖公ニ扈從シテ日光伊香保ニ行ク○九月歸京
仝 廿年 春腸胃ヲ病ム上野ヲ散歩ス○夏歸省○九月上京
仝 廿一年 夏牛嶋月香樓ニ居ル○九月歸京常盤會寄宿舍ニ入ル
仝 廿二年 四月水戸ニ遊ブ徃復一週間○五月咯血 七月歸省九月上京不忍池畔ニ居ル後再ビ常盤會寄宿舍ニ入ル 十二月歸郷
仝 廿三年 一月上京七月歸郷 九月三井寺觀音堂前考槃亭ニ居ルコト七日直チニ上京
仝 廿四年 春房總行脚十日○六月木曾ヲ經テ歸郷 九月上京途中岡山寒懸ニ遊ブ○秋大宮ニ居ルコト十日 冬駒籠ニ居ヲ遷ス○川越地方ニ遊ブコト三日
明治廿五年 一月燈火十二ケ月ヲ作ル其後何々十二ケ月ト稱スル者ヲ作ルコト絶エズ 春根岸ニ遷ル 夏歸省ス 九月上京 十一月家族迎ヘノタメ神戸ニ行ク京都ヲ見物シテ上京○此年夏ヨリ日本紙上ニ投稿十二月ヨリ入社
【説明】隅田公園の北側の端に、大正時代まで「竹屋の渡し」と呼ばれる渡船場がありました。近くにある待乳山聖天からの眺めを詠んだものと思われます。(Untitled - 上野観光連盟)
そして、「花」歌碑。![]()
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき
見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言ふ 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を
錦おりなす 長堤に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき
武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲「花」。この碑は、羽衣自筆の歌詞を刻んだもの。
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サクラの古木と。
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メジロが1羽飛んできました。梅の蜜を吸いに。
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吾妻橋を渡って墨田区側へ。![]()
例の騒ぎで、「スカイツリー」に向かう人は(特に外国人)少ない印象。
隅田公園の梅を観に行きました。6日の寒さが引き続き、けっこう寒い中での。でも、北風ではなくて幸い。
隅田公園はサクラで有名ですが、台東区側の北に梅が植栽されているところ=「梅めぐり散歩道」があります。
去年初めて訪問。今年はどうかな、と。少しずつ整備されているようですが。


バックにはスカイツリー。



見物客もほとんどいない。公園全体も少なそう。雷門界隈ははたして?



正岡子規・句碑。

雪の日の 隅田は青し 都鳥(明治廿五壬辰年)
『寒山落木』明治十八年ヨリ同二十五年マデ
明治十八年 夏郷里松山ニ歸ル○嚴嶋ニ遊ビ祭禮ヲ觀ル○九月上京
仝 十九年 夏久松定靖公ニ扈從シテ日光伊香保ニ行ク○九月歸京
仝 廿年 春腸胃ヲ病ム上野ヲ散歩ス○夏歸省○九月上京
仝 廿一年 夏牛嶋月香樓ニ居ル○九月歸京常盤會寄宿舍ニ入ル
仝 廿二年 四月水戸ニ遊ブ徃復一週間○五月咯血 七月歸省九月上京不忍池畔ニ居ル後再ビ常盤會寄宿舍ニ入ル 十二月歸郷
仝 廿三年 一月上京七月歸郷 九月三井寺觀音堂前考槃亭ニ居ルコト七日直チニ上京
仝 廿四年 春房總行脚十日○六月木曾ヲ經テ歸郷 九月上京途中岡山寒懸ニ遊ブ○秋大宮ニ居ルコト十日 冬駒籠ニ居ヲ遷ス○川越地方ニ遊ブコト三日
明治廿五年 一月燈火十二ケ月ヲ作ル其後何々十二ケ月ト稱スル者ヲ作ルコト絶エズ 春根岸ニ遷ル 夏歸省ス 九月上京 十一月家族迎ヘノタメ神戸ニ行ク京都ヲ見物シテ上京○此年夏ヨリ日本紙上ニ投稿十二月ヨリ入社
【説明】隅田公園の北側の端に、大正時代まで「竹屋の渡し」と呼ばれる渡船場がありました。近くにある待乳山聖天からの眺めを詠んだものと思われます。(Untitled - 上野観光連盟)
そして、「花」歌碑。

春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき
見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言ふ 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を
錦おりなす 長堤に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき
武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲「花」。この碑は、羽衣自筆の歌詞を刻んだもの。







吾妻橋を渡って墨田区側へ。


例の騒ぎで、「スカイツリー」に向かう人は(特に外国人)少ない印象。